163、「化学物質過敏症関連の方々」の事実誤認に対する補足説明等(1)~2022年(令和4年)11月1日から令和5年3月15日現在

 誰しもがSNSでの公での発言に対してはリスクを背負う。「自分だけは大丈夫」という人はいない。お気楽な第三者的発言でも、責任を問われれば言い逃れることは出来ない。だからこそ発言は慎重に、責任を持つべきだ。

 横浜副流煙裁判についても「こうあって欲しい」という思いやバイアスから発言する人を見かける。本来であれば、裁判資料が多く公開されているわけだから、それらを読んで正確な情報を掴んでから発言すればよいのだが。

 さらに意図的な悪意ある発言も後を絶たない。警察に相談に行くと、まず最初に聞かれるのが「削除要請を行ったのか」ということ。SNS上での発言は削除されてから時効が発生するとのことである。作田氏のブログについても警察に相談していたが、作田氏自身が先にブログを削除してしまった。削除するぐらいなら最初から言わなければよかったのである。

 今後も事実関係に誤りがあればコツコツと訂正していく。裏付けある事実提示は事実誤認の拡散防止に大変有効だ。たとえブロック越しでも好き勝手が言えるわけではない。

 私が事実誤認発言を容認しない理由ついては、次の記事の最後「誤情報を放置しない理由」に書かれている。引用しよう。

誤情報を放置しない理由 
 理由は以下である。
 横浜副流煙裁判では日本禁煙学会理事長や理事が総がかりで原告を支援し、意見書13部を含む合計2千ページもの「被告(夫)を犯人とする文書」が原告側から提出された。これほど意見書が多い訴訟を見た事がないと弁護士は言う。その中には日本禁煙学会理事である倉田文秋氏や松崎道幸氏も含まれている。
 考えてみて欲しい。2千ページの嘘である。事実が合っているのは我が家の名前と住所だけ。全てが藤井家に関する誤情報=嘘である。延々と何年にもわたり、裁判という公の場で「あなた(方)が犯人だ」と糾弾され続けたのだ。
 その冤罪がやっと晴れた今、何故これ以上、嘘や誤情報・誹謗中傷に対し黙っていなければならないのか。未だ禁煙学会界隈から聞こえて来るのは、「藤井家は本当は吸っていたに違いない」とか「検査方法が悪かったから敗訴した」等の発言である。後者は作田氏自らの発言であり、「藤井家は吸っていた」と暗に示しているのだ。当然、禁煙学会の活動を支持する人達の中には信じる人もいる。
(藤井注:藤井家の喫煙と表現した理由は、A家は早朝から深夜まで臭うと主張したため、夫が外出中は私か娘が喫煙すると主張した。その主張は現在も変わらない。)

 誤った発言は、一定量を超えると止めることが出来なくなってしまう。だからこそ、小さなうちに「違う」ということを述べ続けなければならない。それは冤罪事件の被害者として当然の権利である。

「またも会(旧メタボレっち)への糾弾」より

 A家が最も嫌がった言葉がある。それは「思い込み」。世の中の、全ての化学物質過敏症の案件が心因性と言う気はない。津谷氏のケースや花王のケースも違うだろう。私も詳しくはないが、イソシアネートや電磁波の影響もあるかもしれない。

が、少なくとも【横浜副流煙裁判】については心因性が原因である。

下記に補足および訂正を行う。

(1)津谷裕子氏

 津谷裕子氏とは平成30年(2018年)秋に、2回お話をさせて頂いた。黒薮さんが、化学物質過敏症の(被害者としての)第一人者である津谷裕子さんと話せば有効な助言が得られるかもしれないと紹介してくれた。丁寧で優しく話をされる方で、私の話にも一応耳を傾けてくれた。が、いくら話してもA家擁護で、【藤井将登の喫煙量は少量で、しかも防音室で吸っているという前提事実】を全く考慮せず、藤井将登の副流煙が犯人と決めつける姿勢は変わらなかった。それでは話をしても意味がないと黒薮氏に相談し、津谷氏と話すのをやめた。 
 
 その意味では黒薮氏は違う。元々電磁波過敏症の取材を行っていて化学物質過敏症に精通しているにもかかわらず、きちんとどのケースに真実性が高く、どのケースがそうではないのかを見極めることが出来る。ジャーナリストという職業がら、事実を見極めようとする意識が極めて強く、裏付けをとることが完全に習慣づけられているのだ。決して有利に物事を運ばせるために事実を曲解したりしない。「裏付けを軽んじて、イデオロギーや運動を重視すれば、かえって精度や信憑性が損なわれてしまう」ことをよく理解されている。

 化学物質過敏症の方々のあいだで周知されているイソシアネートについても、私は黒薮氏から教わった。下記は黒薮氏がA家の代理人である山田弁護士を取材した時の音声たが、山田弁護士はA家を化学物質過敏症の案件として受けているにもかかわらず、イソシアネートの存在を全く知らなかった。

 黒薮氏は山田弁護士への取材の中で、一貫して「複合汚染の可能性」について言及しているが、山田弁護士には黒薮氏がなぜ「化学物質過敏症の発症理由として、藤井将登の副流煙のみに原因を絞ることはおかしい」と繰り返すのかが全く理解出来ていない。下記を確認してほしい。

■参照:A家代理人・山田義雄弁護士と黒薮哲哉氏の会話

 ちなみに内田義之氏も黒薮氏の取材に答える形で心因性を認めている(下記記事1頁参照)。この取材が行われたのは私に出会う前のことである。

日本の診断基準は、あまりにも心理面を強調し過ぎ、化学物質過敏症という病気を正確にとらえられていないと思います。とはいえ、化学物質過敏症を疑って受診される患者さんのなかには、実はノイローゼや思いこみである人も少なくありません。

 

(2)化学物質過敏症アカウントに嫌がらせ

 レタラさんの指す、「執拗に過敏症アカウントに嫌がらせを繰り返しては消えて行く方がおられましたが、同一の方なのだろうかと」と指す人物と、私は同一ではない。私は過去、化学物質過敏症アカウントに嫌がらせをしたことはない。


(3)冤罪であると言ったそばから「煙草がトリガー」へと変容

 反喫煙や化学物質過敏症界隈のかたで、「冤罪である」とこのように明言してくれた人はほぼ誰もいない。「ニコチンなくそう日本」副代表の西條瑞希(みずき)氏と、アカウント名「宇宙と空の境界線」氏ぐらいではなかろうか。


 だが、このSei Yakushujiという方も、冤罪と述べたあとすぐに発言を変容させる。下記のくだりである。

 「微量の煙草がトリガー(引き金)であることはほぼ確定的」だと述べているのだ。8,2メートルも離れた防音室で一日(機械式煙草に換算して)1,5本しか吸わない夫の副流煙がトリガーになると述べている。

 これはA家が我が家の実情と全く離れたところで、勝手に我が家のこと(内部)を想像し続けたのと同じである。

(4)裁判書面の公開について

 裁判所は公的機関であり税金で運営されていて、裁判所に行けば実名入りで裁判書面を全て読むことできる。またネットなどへの公開も原則可能なのだが、相手側の書面を公開すると訴えられる可能性は決してゼロではない。よってA家側の書面の公開については慎重に行っている。また原告は私人であるため実名公開はしない。医師など公的な役割を持つ場合においてはジャーナリズムの観点により公開を行っている。

(5)A家の真下の住人について

 真下の方は一人暮らしの高齢女性で喫煙者ではない。ちなみに映画では「上下階」の問題として描いている。

(6)高いpm2.5の値

 A娘がシャワーを浴びたら煙草の煙が入ってきたというので、その場で数値を測ったとのこと。前訴「控訴答弁書」69頁から詳しく述べられているので確認してほしい。


(7)丁寧な言葉遣いでも、事実と異なれば誤り

「原告は煙草の自粛をもとめてチラシを撒いていた(非常に丁寧にお願いする内容)」とある。下記を指している。

 これは丁寧な文書だろうか。それはA家の言っていることを是として見ているからに過ぎない。もし自分自身について事実でない内容が書かれた文書が撒かれても、この方は同じ事を言えるのだろうか。近隣住民に対し事実無根のビラを撒けば提訴リスクもあり得る。私の場合は、問題が多岐にわたり対応に追われたため手がまわらなず、そうこうしているうちに時効が過ぎてしまったが、このチラシや「原告が管理組合に貼らせた掲示物(下記)」も、事実無根にもかかわらず公で為されたことによる損害として提訴が可能だと弁護士は言った。

 上記記事にあるように今年の6月7日、管理組合は事実上の謝罪を行っている。もちろん提訴リスクを感じてのことだ。

 このように近隣住民を指さして誤っていた場合に管理組合が背負うリスクは高い。「人ひとりを疑う」しかも「地元で」というのはものすごく大変なことなのだ。


(8)横浜副流煙裁判は心因性が大きな要因

 【全てが「藤井家のせい」と誤解されたのではたまらない】というのが私の言い分である。が、珍しくこの方は「心因性という一面も患者によってはある」と認めている。少なくとも我が家に起こったケースは心因性である。

 この方はクラファンに協力くださった方である。映画では化学物質過敏症の人を揶揄したり傷つけるようなことは一切していない。観ていただき、よく考えてもらえれば幸いである。


(9)上映の差し止めについて

 「映画の上映差し止め」は可能だが簡単ではない。製作者サイドも様々なリスクについては検討済みである。

 今回の映画【窓】には、化学物質過敏症界隈の方々が心配するような、意図的に悪く描くとか、誹謗中傷するとか、揶揄するとか、恣意的操作をはかるなど、一切行われていない。あくまでも横浜副流煙裁判の中で出されたA夫の日記に添いつつ、表現の自由の権利を行使しフィクション・ドラマを創ったのだ。藤井家の描写は少ない。

 実際に横浜副流煙裁判の中で何が起こっていたのかを知りたければ、黒薮哲哉氏が書いた「禁煙ファシズム」を読むことを勧める。こちらは脚色が全くない事実のみの記載である。


2023年(令和5年)3月15日

薬師寺聖(Sei)さんに対してコメント


ららむ(変えました)さんに対してコメント

このような冤罪は誰に身にも起こります。信頼すべき医師が診断書を悪用し捏造を生み出し、弁護士が提訴する。今後この様な事の起こさぬよう私達は闘います。本人訴訟ではなく弁護士と共に闘っていくため、カンパをお願いします(note経由で専用口座に振込み)。ご理解の程よろしくお願い致します。