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#74 夫はトイレ掃除をするか

トイレ掃除って本当に面倒。できればやりたくない。

でもやらないと、というわけで

2週間ぶりにお掃除をしました。

(ずぼらです。全国のきれい好きな皆さんすみません)

小さな掃除はちょこちょこやっていたんですよ。


ある中央官庁の朝礼で

私は数年前、ある中央官庁で臨時職員をしていました。

その職場では毎朝3分間スピーチがあり、職員が順番にお話をするのです。

その日のスピーチは40歳過ぎの男性職員でした。

開口一番、みんなにこう質問したのです。

「この中でトイレ掃除をしたことのある人は手をあげて下さい」

男性が多い職場で、30人の職員のうち女性は2人だけでした。

さて30人のうちどのくらいの割合の人が手を挙げたでしょうか。

(ここで考えてください)

間を持つためのApple Watch

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(『選択』と『洗濯』をかけてみた…)


なんと30人のうち6割(18人)が手をあげたのです。

いるとは思いましたが、半分以上の人がしているなんて。

思ってた以上に、優秀。



トイレ掃除をしないと妻に怒られる

3分間スピーチの続きです。

「我が家は共働きで、保育園のお迎えからトイレ掃除まで全て同じようにこなします。」

うんうん、それは当然だ!と臨時職員の私は心の中でうなずきます。

「結婚したばかりの頃は、僕はトイレ掃除はしていませんでした。
僕の父はしていなかったし、なんだか自分がするのは違うような気がしていたんです。」

ところが、奥さんが妊娠して体調が良くない日が続き、
お互いの実家にも頼れず

ご飯の支度も洗濯も掃除も
すべてを分担しないと生活が立ち行かない状態に。
仕方なくトイレ掃除も始めました。

奥さんは出産後、育休が終わって職場復帰。

男性がもういいだろうとトイレ掃除をサボったところ
特大の雷が落ちて。
(ここで数人の職員がクスクス笑っていましたー覚えがあるんですね)

それ以降観念して、継続的にやるようになったそうです。

トイレ掃除を始めてから、変わったひとつのこと


「トイレ掃除を継続的にやるようになってから
ひとつだけ僕の行動が変わったところがあります。
それはですね、
立って用を足すのを、やめました」

ここでまた、その職員さんは、みんなに問いかけたのです。

「この中で座って用を足す人は手をあげて下さい」

なんとなく結果は予想できます。


そうです、先ほどの人たちがみんな手をあげました。

それどころか
掃除をしない人も、手をあげたのです。
全体の8割を超えました。

掃除が大変になってしまう原因は、
やっぱり取り除きたいですものね。
床や壁は
さっと雑巾で拭いたくらいで終わらせたいし。
うんうん。


家事分担で大事なこと3点(実際に掃除をするからわかること)

「今日の結論は…家の中も男女共同参画が大事、ということです」

3分間スピーチは大きな拍手で終わり、
私の記憶にもしっかりと残りました。

実際に掃除をしないと、どんなところが大変か分かりません。

やってみないとわからないことって多いです。

男女限らず、家事や家の中のことに関しては
協力しないと生きていけない時代になりました。

(「男女共同参画」なんていう漢字6文字を使わなくても)夫婦の家事分担で大事なこと3点。

●それぞれできることをできる範囲で分担する。完ぺきを求めず、長期休みに徹底的な掃除の日を設けるなど工夫する。

●自分が普段しない家事もいちどチャレンジしてみて、その大変さを理解する

●感謝の言葉をいつも忘れない。お互いに。当たり前だけど当たり前じゃないから。



このノートを読んでいる男性の皆さん、トイレ掃除してみてくださいね。
奥様が見直してくれるかもしれませんよ。


そういえば我が家の夫もしたことがありません。

でもいつの頃からか、トイレの中では座るようになりました。
(立ったら許さない)


目標は夫にトイレ掃除をさせることです。
着々と計画を進めるのです。ふふふ。

成功したらここで報告しますね。


さっきのApple Watchの写真て何?って思った方は、読んでみてください。オススメです。


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