見出し画像

ネコ型ロボットが「にゃん!」ちょっと未来に会ってきた

ガストで。
猫型ロボットが活躍してるらしいのです。

ドラえもんじゃないけど。いったいどのようなものでしょう。
あつこ、会ってきました。

カワイイは正義。ネコちゃんカワイイ。

「気をつけてとってにゃん!」

ようこそにゃん


なんだこれー!
カワイイじゃない。

音楽を鳴らしながらやってきます。
こんな感じです。

赤い矢印の先に頼んだものが。
緑の矢印の先に猫の顔があります。
猫の顔は表情が変わります。
移動しながらも目をくるくるさせてるんですよ。


(赤い矢印)背中の番号がテーブル番号
(緑の矢印)先の青く光っている棚が注文品が乗っている

配膳は100%この猫ちゃんがやっていました。

音楽を流しながら移動し、耳がピカピカ光っています。
近くの席に座っていた子供たちは大喜び。

実際、私の目の前で、7歳くらいの男の子が、この猫ちゃんの頭(耳の所)をなでなでしていました。
その間じっとロボットはその場にとまっていて、男の子がいなくなるとちゃんと目的のテーブルに向かっていったのです。

ビールの大ジョッキなど、液体を運ぶのも上手です。
しかも、ロボットが通りやすいように、店内の通路が広く段差がありません。
バリアフリーでいいですね。

混んでいたり、人が通っているとちゃんと一旦停止してまっています。

人と接するロボットはやっぱり可愛くなくちゃ。感情移入できる方が良いです

店員の歩行が42%減で高齢者も働ける


注文はiPad。
そして配膳は、猫型ロボット。
さすがに片付けは人間です。
料金を払うのもキャッシュレスならば、セルフレジ。(現金の人は有人レジです)

この日本経済新聞の記事で紹介されていたのは

●ガストの全店の7割で、ロボットを導入
●店員の歩行、4割減
●片付け時間35%減
●回転率が2%アップ

外食産業では、人材不足が深刻な問題。
●重たいトレイを運ばなくてもいい
●ドリンクバーの清掃やレジの対応などに集中できる
実際、すかいらーくグループでは、65歳以上の従業員を増やしている。

なるほど、人手不足に対応しているのですね。
実際、見ていると人間が関わっているのは
●現金支払いのレジ
●食べ終わったトレーの後片付け
●ドリンクバーの補充
でした。

ロボット導入できつい仕事が減れば、高齢者も採用できて雇用機会も増えます。


ロボットが身近になる

ロボットが身近になってきました。
カフェチェーン店のPRONT(プロント)を展開するプロントコーポレーションでは、パスタ専門店でロボットを導入して大幅に時間を削減するそうです。

まだ実験段階ですが、楽天がスーパー(西友)で購入した品物をロボットが配達してくれます。そうなると、高齢者の買い物には良いですね。小さな子を育てているお母さんにも。この記事にあるようなロボットが家の前まで来たらちょっと楽しい。


「人間にしかできないこと」はなあに?

こうしてロボットが利用されるようになってくると、人間でしかできないことが必然的に浮かび上がってきます。

私がガストで食事をしている時、斜め向かいに2人の幼稚園児を連れたお母さんがいました。3歳と5歳くらいの男の子2人です。

ねこロボットが「ニャニャーン」と食事を持ってきました。
「あら?お手拭きはないのね」とお母さん。
「携帯用のウェットティッシュ家に置いて来ちゃったわ」

お手拭きは、ドリンクバーのカウンターの上の棚にあります。
紅茶のティーパックが置いてある横です。

私はドリンクバーを頼んだので、たまたまお手拭きを3枚とってきていました。

あつこ「これ使ってください。
多めに取ってきてしまったので。
ドリンクバーカウンターの上の方にありますよ。」

おかあさん「あ、すみません」
もちろん、わんぱくな子供たちには2枚ではたりず。
お母さんはさっと席を立って取りに行っていました。

ねこちゃんは、おしぼりの位置を教えることはできません。

人間でしかできないのはこの「気配り」なのでしょう。
もしも人間が配膳したのなら、その場で
「おしぼりが欲しいのですが」と言えました。
ーーーー

おばあさんがトイレの位置がすぐにわからず、お店の中をぐるりとしているのを見ました。
1周したところで、店員さんを捕まえて、トイレの位置を聞いていました。
(土曜の午後でしたが店内で店員さんが3人しかいなかったのです。)
ーーーー
こうしてみると、人間にしかできないことは
「気配り」です。


人間にしかできない気配りに、高い賃金を

ロボットが導入された

人手不足が解消された

人間でしかできない「気配り」の仕事があぶり出される

「人間だからこそできる仕事に見合った賃金を」

ネコちゃんロボットは、配膳された先のお客さんがどんなことに困っているか判断する能力はありません。

●おしぼりがなくて困っている
●トイレの位置がわからなくて困っている

人間ならばすぐに対応ができます。この気配りに高い賃金を払ってほしいとあつこは考えます。

そのためにテーブルの上に店員呼び出しボタンがあるんじゃないか、と言う意見もあるでしょう。
ボタンを押して店員が来るのを待つのには一手間かかります。

その一手間をかけずに、欲求が満たされたら、またこのレストランにこようと思うでしょう。ファンになります。

ロボットとの共生の先に、豊かな人間の未来があるように工夫していく。

若い人のお給料も
高齢者の給料もどんどん上げて活性化された社会を作れるように。

その仕事の機会に参加し
未来を見守ります。
共生の先に、豊かな日本経済があることを。

ロボットが働いている、すごい!
だけではなく、その先がどうなるかをきちんとチェックしていきたいです。

ーーーーー

ネコちゃん可愛かった。
宅急便もクロネコのロボットに配達してもらいたい(願望)

そうそう、60歳以上の割引券をゲットしました。
ガスト、やるなぁ。

5%引いてもらいました
60歳以上でよかった
モバイルTカードで100ポイントゲット
ビッグデータに貢献しています


最後に


このロボット、中国製です。
日本製のロボット導入してもらえたら嬉しい。
がんばれニッポン!

投稿数が1500を超えているため「あつこのnoteの歩き方」を説明しています。 https://note.com/atsuko_writer55/n/n30e37e8ac4dc マガジンをフォローして、もっとあつこのnoteを楽しんでくださいね。 noteのお友達、大好きです!