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室外機に水をかける

それにしても、暑い。
エアコン24時間稼働中だ。

ベランダにエアコンの室外機を置いている。
頑張って部屋を冷やしてくれている室外機は、驚くほど熱い。
卵を割ってその上に置いたなら、目玉焼きができそうだ。
ーーー

室外機を冷やすと、省エネになる。いつの頃からか、そんな噂を信じていた。

そこでホースで室外機に水をかけた。それこそたっぷりと。
上からだけではなく、横からも。
室外機の回るプロペラ?から、小さな水の粒が霧のように吐き出される。
吐き出される熱い空気の温度が一気に下がる。

よし、これで室外機の負担も減って省エネになる。
1日1回室外機を冷やすのが当たり前になっていった。

ーーー

はるちゃん「水をかけちゃいけないって聞いたよ」

そう言い出したのが、長女のはるちゃん。
こんな時に頼りになる理科系夫は外出中。
そこで登場。Google先生。
音声入力で聞いてみる。

ーーー

結論から言うと

室外機に水をかけてはいけない。

中にある電子部品が故障する恐れがあるからだ。

そんな繊細な電子部品が、あの室外機に入っていただなんて。
室外機は、単なるファンだと勝手に感じていた。

しかも、横からホースで水を浴びせるのは、変形させてしまう恐れもあり推奨されない。
周りの壁に水をかけて周辺の温度を下げる程度が好ましい。

知らないって恐ろしい。

このまま水をかけ続けていたら、故障させてしまうところだった。
エアコンが故障するだなんて、この暑さの中考えただけでも恐ろしい。

ーーー

これから水をかけなければいいだけだし。
うん、理科系夫に話すのはやめよう。

そう思っていたのに。

はるちゃん「ママが室外機に水をかけていたんだよ」

理科系夫「少しはいいだろう。基本的に外に置きっぱなしだから、耐久性がある」

はるちゃん「ホースを使って、それこそ浴びるほど水をかけてた」

理科系夫「電子部品なのに。
室外機は、単なるファンではない」

2秒くらい間があって。

理科系夫「エアコンが大好きなのは、わかるが」

あつこは理解した。
大好き=ファン。
言葉をかけている理科系夫。

はるちゃんは、理科系夫のギャグに気がついていない。

あつこ、さあっと涼しくなる。
こうして理科系夫はエアコンに負けない涼しさを提供してくれたのだ。

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