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シュレッダーゴミどうしてる?

パンパン!
まるで雪みたいに紙の小さなかけらが舞った。
パン!

今日はゴミ当番の日だ。
ほうきとちりとりを手にして、
収集車が来るのを待つ。

手早くゴミを集めるおじさんたちに
「ご苦労様です、いつもありがとうございます」
とお礼を言った。

収集車で圧縮されていくゴミ袋たち。
時々音を立てる。
ゴミ袋の中の空気がつぶされて、破裂した音だ。
パン!
一段と大きな音がしたかと思うと、小さな紙のかけらが一面に舞った。
まるで紙吹雪のようだ。
シュレッダーで裁断された紙ゴミだ。

収集車のおじさんが
「このシュレッダーのゴミが舞うと困るんだよね。片付けるのが大変で」
とぽそりとつぶやいた。

自分が出したゴミではなかったが、
思わず謝ってしまった。
「どうもすみません。私が片付けますから
このまま行ってください」

収集車のおじさんは頭を下げて、こういった。
「そうですか、ありがとうございます。ゴミを出すときには空気を抜いてもらうと助かります」

休む間もなく、次の場所に向かうおじさんたち。
まだまだたくさんのゴミ集めなくてはいけないのだ。

それからだ。
ゴミを出すときに、空気を抜くようになった。

私は生ごみを新聞紙に包んで捨てている。
ついでにシュレッダーゴミも新聞に包んで捨てるようになった。
何かあっても、周りに散らなくてすむ。

我が家のシュレッダーゴミ


新聞紙でぎゅっと包んだ


そして生ごみとシュレッダーゴミが入ったポリ袋の空気をできるだけ抜く。

これであのおじさんが少しでも気持ちよくごみ集められるかな。

ごみを捨てるときには、空気を抜く



これからも、この小さな取り組みを続けていきたい。

(もちろんごみを捨てるのは理科系夫の役目。やったね!)

スタンドFMでもお話ししています。袋の空気を抜く裏技について。3分以内を目標に話してます。第二回の放送なので、まだまだハムスター並みにドキドキしてます。

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