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Financeな人の一年


みなさん、こんにちは。
世の中まさに、も〜い〜くつ、ね〜る〜と〜な暦になってきましたね!

そんな一年の振り返り時期にあたり、今日はFinance analyst(管理会計業務)の年間業務について、業務上よく出てくる英単語を交えながらご紹介したいと思います。

基本的にfinancial analystの定例業務といえば、planning(予算設定)、forecast(実績予測)、 closing(決算業務)をほぼ毎月行っていますが、年間行事としては主に以下のようなトピックで回しています。

⭐️第一四半期(1Q first quarter)⭐️
まず初めにannual closing for earning release(決算発表のための年度決算)業務。
企業は四半期毎に、株主に対してquarterly closingの決算報告をするのですが、外資系企業は12月がfisical year(決算期)なことが多いため、正月早々に一年で1番忙しい毎日が始まります。ちなみに、前職のIBMでは例年1月2日が業務開始…アメリカの人たちはクリスマス休暇をたっぷりとって年始は早々に始動するのが通例。もちろん三ヶ日なんて日本local ruleなんて完全無視。一年で1番仕事辞めたくなる時期です😭

そしてERが終わって一息つく暇もなく、planning(年間予算)の見直し。去年一年のactual(実績)を反映し、改めて今年度のbudget(目標)を定め、それを達成するための具体的なaction planを現場に周知徹底してもらいます。

⭐️第ニ四半期 2Q⭐️
3年後、5年後、10年後などのlong term plan(長期計画)を立てます。
社長が今後どういうvisionで、どういう方向性で舵取りをしていくのかを実際に数字目標として落とし込んでいくのがfinanceのお仕事。たとえばmarket share(市場占有率)をどれくらい上げるとか、EPS(一株当たり利益)をいくらに上げるだとか、そういう割と漠然とした目標に対し、それを達成する為にはいくらのPTI(税引き前利益)が必要か、その為にはprofit%(利益率)をいくらにしてrevenue(売上)を何%上げる必要があるかを策定します。

⭐️第三四半期 3Q⭐️
2Qで立てた長期目標を、来年度の目標として詳細に落とし込みshort term planningをします。
長期目標がby country(地域別)であったならば、それをby division(事業部毎)、by custmer(営業部毎)、ひいてはindividual plan(個人目標)のレベルまで展開します。

⭐️第四四半期 4Q⭐️
来年度のforecastに使うための様々なindex(前提指標)の見直しを行います。
ROI(投資対効果)の計算をする時のreturnの前提、コストとして見るべき各種rateの見直し、FX(為替レート)の見直しなどなど…その会社の事業体にもよりますが、今年一年や来年の動向を考慮に入れながら、forecastの前提となる各種indexの見直しを行い、forecastの精度を高めていきます。

いかがでしたか?
ビジネス、経済はまさにお金のやり取りで回っています。特に上場している会社なら、株価に直接影響するfinancial  report(財務諸表)の改善なくしてはお給料も上がりません!
financeな人が、具体的にどんなことをしながら会社を支えているのか少しでもお分かり頂けたら幸いです♪
あまり馴染みがない方には難しいそう…と思われるかもしれませんが、所詮は足し算と引き算の世界ですので、イメージよりも簡単かも😁
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪

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