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英語を”身に着けること”で”本質的に”私が得したこと

 こんにちは。CFO視点を磨くビジネス英語コーチ、Atsukoです!
今日は、私がこれまで英語を”身に着けて”得したこと3つについてお話したいと思います。

 まず最初は、アクセスできる情報量が格段に上がること。
インターネットや学術論文、エンターテイメント作品など、多くの情報は英語で提供されています。英語を理解できることは情報へのアクセスを容易にします。そんなのは最近の自動スクリプト機能や翻訳機能があれば英語できなくてもいいよね?と思われるかもしれません。でも英語を身に着けることの本質はそこではないと思います。
 まずAIが翻訳する日本語では温度感が伝わらない。本当にその人が言いたかったこと、たとえば同じhappyでも、その本質にあるのは日本語でいうならば「幸福」というよりも、「このくらいで良し」程度なのかもしれません。そういう日本語の機微はAIには分からない。そして、誰かが日本語に翻訳したものも、その翻訳者のバイアスがかかっています。その翻訳者の感情、バックグラウンドなどを通して理解したものを日本語に訳しているので、生の英語とはまた少し違う。同じ事実を、二人の人が聞いた時、その真実は同じでないように、自分にしか受け取れない英語のニュアンスなどが必ずあると思います。

 次に物事を常に論理的に考えるくせが身に着くこと。
 まずは結論を先に言うこと、これはビジネスでは常識ですが、英語で何かを説明しようとしたとき、日本語の文型ベースで考えていると意外に話の組み立て方が論理的になってないことが多いです。英語は、文型そのものが先に結論をいってから、それを修飾するように、その結論に至るプロセスをあとから説明するようになっているので、英語脳で話す内容を組み立てると自動的に論理的に話せるようにできています。なので、日本語で考えるより英語で考えた方がよりビジネスには向いていると思います。 

 最後に、私事ですがNYの本社で半年間、仕事をする機会を得られたこと。
私は34歳の頃、会社のプログラムで半年間NYで生活しながら仕事をさせてもらえる機会を得ました。34歳というと、それほど目立った業績をあげたとか、英語がペラペラに話せたとかいうわけではなかったのですが、それでも私を選んで頂けたのは、人選の決定権があったnativeのCFOに下手なりに英語で熱意を伝えることができたからに他ならないと思います。私がやったのはただ一つ、直接CFOに英語で自分の仕事に対する姿勢について話しただけです。CFOとはそれまでほとんど面識もなかったくらいの関係でしたが、もっと英語を流暢に話せる人よりも、私のことが印象に残ったようでした。やはり英語はマインドだと強く思った出来事でした。

 いかがでしたか?今日は英語を”身に着ける”というのは、饒舌にペラペラと話すだけではないメリットがあるという一例をお話しました。中学生英語を”身に着ける”だけで、得することはたくさんあります! 中学生英語なら自分でもできそうですよね!? 諦めないでやり直し英語にトライしてみましょう!

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