今日という日。何も起こらない。 23歳はもう若くない?

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  • 「穏やかさ」を探して

    日々の暮らしを、感じたことを面白い可笑しく描けたらいいななんて。 探し物はなんですか?

  • 生活の短編

  • 駄文集

    駄文が故に有料です。心が赴くまま

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「弱さ」を探して

 3月29日金曜日の晩のこと。  酒に酔っ払っていた私は、以前のひとりカラオケで深夜テンションのままに撮影した「助演男優賞/Creepy Nuts」の動画をアップロードしてしまった。  次の日、朝起きてインスタの通知を確認した私は、恥ずかしさのあまり膝から崩れ落ちていた。(コメントをくださったあなたへ:コメントをくれた方本当にありがとうございました。秦基博さんのRainの弾き語りカバーとても素敵でした)  崩れ落ちた膝下をかきあつめて一つずつ組み直し、なんとか立ち上がる。

    • ラジオ

         「さて続いてのお便りに参りたいと思います」  「ラジオネーム、"今夜も眠れない"さん」 「こんばんは。私には長い間付き合っていた彼氏がいました。 私の彼氏がこのラジオが好きでよく聴いていたので、ふと想い出してメッセージを送りました。思えば、彼とは四年間もの月日を共にしたのですが、今はどうして彼の事が好きだったのかまるで思い出せません(笑)これってどうしてなんですかね?今思い出せるのは彼の長すぎる前髪と、異常なほど猫好きなこと。私は猫アレルギーなので嫌いでした(笑)あ

      • あけましておめでとうございます

        • 星や月を怒らせてはいけないよ

           小さな窓から入る光は薄い黄緑色に輝いていて、その光の源はやがて西へと姿を消した。  やがてコンビニの光や、街灯が私の部屋を照らし出す。空の色を忘れてしまったかのように皆の声がする。  霞む明かりが、雲間からこちらを覗いてはその眩い光に嫉妬して、いつの間にか顔も見せなくなってしまった。  途端に雨が降り出した。先ほどまでの声々が悲鳴に変わり、大粒の雫たちがアスファルトを打つ音が耳の中に響いていた。  時計の短針が「2」を指す頃、雨は止み、外には冬の空気だけがピンと張り詰めて

        「弱さ」を探して

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        • 「穏やかさ」を探して
          7本
        • 生活の短編
          21本
        • 駄文集
          4本
          ¥500

        記事

          季節の隙間

            柔らかなレースのカーテンから見える季節の隙間。私は片目だけを見開いて、そこに顔を押し付けた。頼りない風がふっと吹き付けて頬に触れた。モヤのような煙の束に包まれて、入ってきた光は丸くて、優しい微笑みを浮かべていた。  ほんの数週間前までは角張った光が、頬にあたって痛いくらいだったのに。光があたった部分が熱を帯びていた。その光は鬱陶しいほどに大きな背中をしていた。それは掴めそうなくらい近くにいた。    季節の隙間を覗かなかったその間に、それは遠くに行っていて、そこにいたのは

          季節の隙間

          雪が降らない街

           街の流れが冷たく頬に触れる季節。私はいつも通り職場のデスクに向かっていた。 「昨日あったことは全てが嘘だった」  スリーコールの電話の音、キーボードを叩く音、革靴が底を叩く音、全てがそう言い聞かせるようにこちらを見つめていた。パソコンに映る文字が段々と滲む。嘘であってほしいと同時に嘘になんてされたくなかった。  私は思わず席を立ち、会社を飛び出していた。見つめられていたはずが誰にも気づかれないで済んだ。鞄を忘れてきてしまったがそんなことどうでも良かった。靴の底に隠した千円

          雪が降らない街

          休み! 風邪! しんどい!

          休み! 風邪! しんどい!

          +2

          2023.10.20

          2023.10.20

          2023.10.19

          2023.10.19

          2023.10.18

          2023.10.18

          2023.10.17

          2023.10.17

          リニューアル

           一昨日、近所のコンビニがリニューアルオープンした。  私の祖父はオープンの朝からコンビニへと駆け込んだらしく、大量のパンや福袋を両手いっぱいに抱えて満面の笑みを浮かべ、帰ってきた。  その晩、私もそのコンビニに行ってみる。  店主もアルバイト生もみんな新しい顔がレジに並んでいて、色とりどりのポップに彩られた沢山の商品が行列をなしており、皆々が眩いほどの白いスポットライトに照らされて輝いていた。  薄暗い黄ばんだ無愛想な店内で「ウチにはもうなにもないよ!早く帰ってねんねし

          リニューアル

          バイト終わりに来た喫茶店。ビバ!カレーフェア

          バイト終わりに来た喫茶店。ビバ!カレーフェア

          みつけてあげるね

          畳の縁が月の光に照らされて カーテンの隙間に気がついた その縁をひょいと飛び越へて 月の冷たさに足の裏からタッチした 煙が月に吸い込まれる 指先がだんだんと熱くなる ひとつ嗚咽をして 涙を溢した 切れたギターの弦がそのままに ぱらぱらと纏まりなく響いた ベランダにいると 微かに聴こえる唄声に 私は小さく声を出した 「いつかみつけてあげるね」

          みつけてあげるね

           最近、夢に起こされてしまう毎日で上手く眠れません。またこんな時間に起きてしまいました。 夢の中ぐらいは、穏やかに暮らしたいものですね。

           最近、夢に起こされてしまう毎日で上手く眠れません。またこんな時間に起きてしまいました。 夢の中ぐらいは、穏やかに暮らしたいものですね。

           こんばんは。  もう朝ですが、眠っていないのでまだ明日は来ていません。そう願います。

           こんばんは。  もう朝ですが、眠っていないのでまだ明日は来ていません。そう願います。