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悶々、モンティホール問題

やっぱり確率は変わらない、と思ってしまう。

論理的思考を鍛える本を読んだ時に出てきた、モンティホール問題という有名な問題がある。昔アメリカで放送していたTV番組で話題になった問題だと思う。これが感覚的には受け入れ難い答えだった。

どんな問題かは説明が難しいので上手く伝えられない。一応書くと、A・B・Cの三つのドアがあり、そのドアのうち正解となる一つを選ぶところから始まる。その後、選ばなかった二つのうち不正解のドアが明かされる。最後に、自分が選んだドアと残りのドアのどちらかをもう一度選び直すことが出来るので、最終決定をするという問題だ。

これが感覚的には最初に選んだドアと最後に残ったドアは正解確率が同じに思ってしまう。が、結論として最後はドアを選び直す方が正確確率が高くなるそうだ。最初は不思議に思った。
ほとんどの人は僕と同じように、最初に選んだドアから変えて不正解だと損をした気分になるという心理的な要素もあり、正解確率が下がるという面白い問題だ。

いや、だって最初に三つのうちから一つ選んだんだもの全部3分の1でしょ?と言いたくなる。言いたい。でも論理的に考えられる人はちゃんと選択を変えることが出来るので正解率が上がる。それはそれで悔しい。ちゃんと考えられるようになりたい。そう思って考え方を聞いてみるとなんとなく分かった気はする。

最初に選んだドアの正解確率は3分の1。残りのドア二つは3分の2。じゃあどっちを選ぶ?と聞かれたら分かりやすい。確かに3分の2の方を選ぶべきだ。こんな論理的な考え方を常に出来る人はいるのだろうか。そしたら損をしにくい人生を歩めるのだろうか。

仕事において論理的思考は必要と思う。こういう面白い問題を通して学ぶことが出来るのなら有難い。他にも面白い問題があったらネタとして話せるようにしておきたい。

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