イギリスの伝統菓子 『スコーン』
子供の頃から、甘いものより塩味おやつが好きだった。
喫茶店に入ってメニューから選ぶものも、ショートケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキとかよりも
トーストとかサンドイッチを食べたかった。
でも、何だかそんなものを頼むのは可愛くないと言うか、食事じゃない!とか言われそう。
で、何とか甘さから少し遠のいている
『スコーン』
を頼むことが多かった。
添えられているクリームとジャム。
ジャムはほとんど付けず、ほぼクリームだけで食べる。
スコーンの粉っぽい味がクリームをつけることでしっとり食べやすく滑らかになる。
久しぶりに食べた。
スコーンは見た目の地味な感じからは想像もできないけれど、作り方はかなり高度。
このぱっくり割れた層を出す為に、生地を伸ばして重ね伸ばして重ねを繰り返す。
極力、触らず捏ねず手数を減らす事が大事。
焼いている間に、粉とバターの間に閉じ込められた水分が飛んでこの層ができる。
真ん中の割れ目に沿って、2つにぱっくり割る。
その上にクリームをたっぷり。
シンプルで素朴な味がいい。
ここのお店は、パニーニも美味しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?