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初心者のための定額課金サービス作りの教科書1 - 実は簡単に実装できる課金の仕組み

こんにちは、Teshi(@atsuhio)です。現在、フィリピンのマニラに住みつつ、英語圏に向けた子供向けプログラミングスクールCodeGrit Jrを開発中です。オンライン英会話のサービスも運営しています。

先日、プログラミングを学ぶならこういう道もあるよということでプロダクトの開発について触れました。

僕自身、オンライン英会話サービスや、今作っているプログラミングスクールを運営しており、個人でもこうしたサービスは作れたりします。

定額課金モデルは開発が難しい?

これまで個人開発をされている方とオンライン上でやりとりしたり話したりしたことがあるのですが、こうしたサービスを個人で運営することを考えた時に、多くの方が広告で収益を得るようなサービスを考えがちだなと感じました。別の方には、個人でこんなサービスを作るとは思いませんでした。と言われたこともあります。

考えてみたのですが、ユーザーに直接課金することが難しそう、怖いと感じるのが理由かなと思いました。確かに、ユーザーにお金を直接課金してなんかトラブルあったらどうしよう。とかちょっと怖いですよね。他人のクレジットカード情報とか怖くて扱えないですよね。

実はStripeやPayPalのようなサービスで簡単に実装できます

しかし実際には、サービス運営事業者が直接ユーザーのセンシティブな重要を保持する必要は全くありません。そうした怖い業務を代わって担当してくれるサービスがたくさんあるためです。こうしたサービスのことを決済代行事業者といいます。

個人の方が良く使っていそうなものだとPayPalがありますね。しかしクレジットカード決済とあっても裏側ではStripeであったり、Pay.jp、Paidyと様々な決済代行事業者のサービスが動いていたりします。

プログラマの方であれば、APIを利用して様々なサービスとやりとりするということを経験した方がほとんどかと思います。現在プログラミングも学習をされているという方も近い将来APIを利用する機会があるかと思います。

課金の実装の難易度はこうしたAPIを利用することに慣れていれば難しくはありません。難しくないどころか単純なものであればコードを全く書かずにStripeの用意しているコードをコピーペーストするだけで実装できてしまいます。Stripe側で請求書も送信してくれるし、領収書のPDFも作ってくれます。もちろんクレジットカード情報などの触れたくない情報についてはStripe側で管理するので心配しなくて大丈夫です。

是非以下のページで、サンプルに触ってみてください。貼り付けるだけでも決済の仕組みが導入してしまうことがわかると思います。

Stripe Elements for the web

僕が今作っているプログラミングスクールの場合は、担任制ということもあり講師と生徒のマッチングが絡むのでコピーアンドペーストだとちょっと難しいのですが、ほとんどのサービスはコピーアンドペーストでいけてしまうと思います。

もしAPIを使って独自に実装する場合でも、ガイドがしっかりあってテスト用の環境もあるので、開発時からテストや実際の課金を想定することができます。

実装のハードルは高くないので、アイデアがあればやってみよう

ここまで書いた通り、ユーザーに直接課金を行うようなサービスを作ること自体の難易度は決して高くありません。難しいところは多くの人がそう感じているのでチュートリアルがすでにあったりします。

もしこれまでサービスを考えるときに広告を掲載するものじゃないと大変そう、と感じていた方はユーザーに課金するモデルも考えに是非入れてみてはいかがでしょうか?

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