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はじめまして

皆さまはじめまして。

インダストリアルデザイナーの米田です。

noteはじめました。

どうぞ、宜しく御願い致します。

インダストリアルデザイナーではありますが、工業デザインに留まらず、様々なデザイン領域を行ったり来たりしながら、未来社会に向かって統合的なデザインコンサルティング業務を行なっています。

ここでは、これまで経験してきた事や、日頃私が思う身の回りとデザインに関する様々な事を発信していきたいと思います。

普段、何しているんだろう。何を考えているんだろう。意外と言葉にしてはじめて伝わったりすることもあります。

そんな米田の頭の中を可視化するものにしたいと思っております。

話しは散漫になりやすいのですが、あんまり肩肘張ると続かなそうなので、ラフにいきたいと思います。お付き合いの程、宜しくお願い致します。

因みに、この線路は東海道線。

場所はどこだか分かりますか?

答えは藤沢の蔦屋湘南T-siteのすぐ北側。Panasonicのスマートホームが建ち並ぶスマートタウンの脇になります。

ストレートが気持ちがいい所で、踏み切りを渡る時、ついつい先まで見渡してしまう場所でもあります。

頭の中では、勿論BGM『線路は続くよどこまでも』が流れてきます。

日本において、線路は日本製鉄(旧新日本製鉄)が作っており、

そして、車輌の車輪は日本製鉄(旧住友金属)が作っております。

新日鐵住金として合併し、現在は日鉄日新製鋼とも合併し、日本製鉄に社名変更して今にいたります。

合併前は、コンペティター。削れ合う競合他社だった過去。そう考えると凄いですよね。

あの四季の寒暖差による線路と線路のクリアランスによる、『ガタン、ゴトン』の音は、日本においては日本製鉄の音なんですね。

とはいえ、最近は伸縮を抑える精錬技術で精度が高まり、ガタンゴトンの音が殆どしなくなってるのをお気付きでしょうか。


そういえば、レールって、元々誰がデザインしたのでしょうか。

Wikipediaを見ると、イギリスを起源とした様々なヒストリーを読み解く事が出来ますが、国産としては官営八幡製鉄所(現在の日本製鉄九州製鉄所八幡地区)で1901年に製造がスタートして現在に至っております。

デザイナーでもないエンジニアが色々工夫して作りあげたカタチだと思います。つまり、アノニマスデザインです。

我々、普段お仕事をするにあたり、デザイナー以外の方々と多々接しますが、往々にしてデザイナー感を感じたりする事もあったりします。

そういった方々と、基幹産業を考えるのは、我々の業務においては非常にやりがいのある仕事の一つでもあります。

かつて、神戸で海運業を営んでいた祖父も、晩年は川崎重工の兵庫工場に出入りし、艀(はしけ)でレールを運んでいたとか。感慨深いです。

世の中の為になるデザインワーク、大事にしていきたいと思います。






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