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Are you gay or straight?

Eテレの『太田光のつぶやき英語』という番組を知ってる?
世界的なトピックを取り上げて、それに関する英文のSNSを紹介しながら、専門家とそれを読み解いていくという番組。

今回のトピックは、6月が性的マイノリティーの人たちの権利向上を呼びかけるプライド月間(PrideMonth)ということで、それに関するSNS投稿が取り上げられてた。
それ見ていたら、オーストラリア時代のフラットメイト、Davidを思い出したの。

彼とは長いこと友達だったんだけど、誰も彼がゲイであることを知らなかった。
お互いが新しい住処を探してて、いっしょにフラットをシェアしようって話になったときだ。
「実は、知ってる人もいるんだけど、でも、これを知って君の気がかわるかもしれないし…。」で、何が言いたいのかと問い詰めたら、「I am gay!」って。
わたしの頭の中はかなり混乱してて、「大丈夫!わたしは気にしないよ。人はみんな違うんだし!」と物わかりのよさげなこと言いながら、頭の中は"AIDSの心配はないかな?これって、とんでもないことにになるんじゃないかな?」とかなり動揺してた。
彼とはわたしが帰国するまでの約一年一緒に住んだけど、その間、ゲイの友達を紹介してくれたり、ゲイのことをたくさん教えてくれたので、おかげでわたしの理解も深まった。
学校の課題のエッセイに"One of us is gay?"というトピックを選んだ時は、インタビューにも応じてくれたんだよ。

タイトルの「Are you gay or straight?」ってのは、David が連れてってくれたゲイの集うバーで、隣に座った女性に聞かれた質問でした。
「Oh, I am straight and my flat mate is gay…」とかなんとか答えたんだったかな。
今は日本でも一般的になったかもしれないけど、30年前、異性愛者のことをstraightって言うのを知ったときは新鮮だったなあ。
ちなみに、コレ、異性愛者が真っ直ぐで同性愛者が曲がってるという意味ではないからね。念のため。
その後音信途絶えてしまったけど、Davidはパートナーと幸せにやってるかなあ。久々に思い出しちゃったよ。

で、この番組は夜10:55の再放送が金曜の10:25にやってるの。
時間が合ったら見てみてね。

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