自然は完璧
かなり年上の知り合いが、学生の時にメダカの研究している友人から聞いたという話が面白かった。
水槽に50匹ほどメダカを入れると大多数とは違う動きをする奴が10%くらいいる。そのメダカ達を違う水槽に移すと、残りの45匹の中からまた10%が違う動きをしだす。それを延々と繰り返し、水槽内のメダカが100%同じ動きをすることは無いらしい。
どんな時もみんなと違う動きをする者が一定数現れなかったら、みんなが間違った場合に絶滅するから、種を残すために自然界は完璧な仕組みになっているのでなかろうか。ということは、全体主義は不自然で種の存続の危険ということになる。
本来戦略としてそれぞれ違うというのが組み込まれているんですね。人間もどこまでも分岐していき全てが同じ考えの人は一人もいない。逆にいれば、全く一緒の人がいるならどちらかの存在する意味がなくなってしまうかもしれない。だから、他人に合わせるのではなく自分の思うままに生きるのが全体としても大切で最適である。
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