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ゲスカタルシスとおそろしい筋肉痛

2020/01/24
 わたしがTwitterでフォローしている人たちは芸能ゴシップにあまり興味がなさそうで、俳優の不倫発覚報道の直後にびっくりしたと発言した後はさらりとその話はしなくなった。
 わたしはゲスいのでわざわざ検索して、知らない人たちの発する罵詈雑言を読みにいく。叩く理由が良い色をしてぶら下がっているからみんな嬉々として叩きまくり、カタルシスをそこに感じる。テレビを観て『誰も傷つかない笑い』を求める人たちがいて、テレビを観て正論のもとにぶん殴りたい人たちもいる。きみたちがいて、ぼくがいる。どのタイプが悪いとか好き嫌いとかじゃなく、その感情の濃くなっている瞬間が好きで、読むのが止まらない。

さてわたしの今週のホットトピックは芸能ネタではなく、わたしの腹筋だ。
先週なんとなくぽっこりお腹を成敗してやりたくなって週3日くらい、スクワット5回ずつくらいをやってみた。1回やった時点でちょっとお腹がすっきりしたので味をしめて3日ほどやってしまったのだ。

そこで文学フリマを迎えたので、緊張が腹筋に伝わったのかバキバキに痛かった。このままぜい肉が取れて北斗の拳みたいになるのかと思うくらい、いや雑菌が入ったりなんかして何かお腹の病気なんじゃないかと真剣に悩んでクリニックに行き、お医者さんに首をかしげられながら血液検査を受けた。

本当に痛かったのだ、お腹。わたしだって筋肉痛の経験はある。こんなに痛かったことなんてない。でも毎日少しずつ痛みはやわらぎ、今日はほとんど…痛くない。きっとただの筋肉痛だった。だからこそ血液検査の結果を聞きに行くのが億劫で、いやそれよりも恥ずかしい。来週はちゃんと結果を聞きに行く。北斗の拳にはなっていない。

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