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日々書くノート

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つらつら文章を書く。
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2018年4月の記事一覧

GWにデザイナーが聞きたいpodcast

今日からGWがはじまり、明後日からの石垣島旅行に向けて麻疹ワクチンを打ちにいったり、podcastを聞きながら旅行の準備をしていた。 GWに実家に帰省したり、旅行に行ったりする人が多いとおもうけど、その間でもインプットを続けたいデザイナーにオススメなのはpodcast。 僕のオススメのpodcastは以下。 (説明書きは各podcastページのものを掲載) Takram cast TakramTakramのメンバーが、デザイン・テクノロジー・ビジネス・文学などの話題を

インプットした知識はチームでちゃんと機能する

インプットした知識をデザインやディレクションに活かしたい時、頭ではわかっていても、いまいちしっくりこない時があったりする。 そこで、周りのメンバーに相談すると、簡単に答えが導き出せたりすることが多い。「あーそれかー!」「確かになー!」といった感じで。 逆に自分がインプットしている知識領域で、誰かが迷ったり、悩んでいたりすると、スルスルと打開策を導き出せたりもする。 ビジネスを成功させるためのスキルとしてよく耳にする「ミクロとマクロ」とか「鳥の目、虫の目、魚の目」で揶揄され

デザイナーが組織について思考する日

「こうしたほうが組織としてブレイクスルーできるんじゃないかな?」 「人材育成のスピードをもっと上げる仕組みってつくれないのかな?」とか、普段から会社をより良くするにはどうしたら良いのかを考えている。 僕はマネージメントをする立場でもないのだが、 実家が観光地のお土産屋をしていたこともあり「もっとこうすれば良い(売れる)のに」と無意識に考えてしまう「思考の癖」みたいなものがある。 半期毎のマネージャーとの面談のタイミングで、育成に関しての提案や、組織の方向性について思うこと

デザイナーの「未来」について考えてみる

最近、デザイナーに求められるスキルが多くなり、ビジネスセンスさえも社会が求めるデザイナーのスキルのひとつとなってきている。10年前の自分が知ったら驚くだろうな。これから先の未来、デザイナーってどうなっていくのかなぁとぼんやりと思っていた。 Twitterのタイムラインに、こんな文章が流れてきた。 未来というのは、なんと20世紀的なコンセプトなんだろう。そして、ここに、もれなく貼り付いてくるテクノロジーということばの、なんと「近代」なことだろう。で、このふたつは、なんで

社内のメンバーの力を借りて勉強体質の組織をつくる

noteを読み書きするようになって、いろいろな人の記事を読んでは、「そんな考え方もあるんだ!」「そうそうそれそれ!超共感!」とたくさんの気づきや学びを得る機会が増え、日々脳と心を揺さぶらせてもらっている。 僕は通勤中や仕事の合間にインプットをして、朝か夜に記事を書いている。どれも自分の目線で、必要と思うことや面白そうだということをインプットしているのだけれど、収集している情報に偏りがある気がしていて、少し違った角度のインプットも欲しくなってきている。 そこで、社内のチャッ

川のある街

今日は一日中、家の中でのんびりする日だった。 人をダメにするソファーに体をどっぷりと沈めながらネットサーフィンをする。 するとこんな記事を見つけた。 川のある街に住むのが僕は好きで、前に住んでいたところも、今住んでいるところも、歩いて5分くらいのところに大河川が流れている。 川沿いは都心にもかかわらず、空が開けていて、ただ散歩するだけでも気持ちが良い。少年野球の練習を眺めながら、持参したお弁当とビールを体の中に流し込む。最高の休日だ。 SUUMOタウンで今回紹介されて

「コト」が変われば、味は変わる。

今日のお昼ご飯は「べっこう丼」。 伊豆大島へ釣りに行った時に、港にある客船待合所で食べた「べっこう丼」がめちゃうまで感動したので、家でも作って食べれるように、自分のお土産として「青唐辛子入りべっこう醤油」を買ってきた。 べっこう丼の作り方は簡単で ①酢飯をドンブリによそう。 ②「きざみ海苔」と「大葉」を刻んだものをふりかける。 ③「べっこう醤油」と「料理酒」を1:1の割合で混ぜたものに10分くらい漬け込んだ「白身の魚(今回はブリとイカ)」をのせる。 ④最後に「白ごま」

4月のルーティーン

今日の東京は初夏を匂わせる暖かい日だった。 毎年、この季節になると仕事の合間を縫って、銀座にあるgggギャラリーで行われるTDC展を観に行くのが慣例になっている。 4月は年度の始まりということもあって、デザイナーとしての原点でもあるタイポグラフィーの現在を体感しながら今の自分を見つめ直す。 自分のモチベーションをあげたり、思考を整えるルーティーンのひとつだ。 「何かを始めるにはいい日だな!」 そう思わせてくれるお気に入りの4月のルーティーン。 今年も何か新しいことにチ

人と話さない日

最近、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンを購入した。 外出や打ち合わせがない日は、デザインやアイデアを考える時にpodcastやSpotifyを聴きながら仕事をしている。 特別集中してやらねばならない時は、ミュージックに入っているお気に入りのプレイリストを耳から流し込み、世界をできるだけ遮断して、視覚と触覚の感覚を研ぎ澄ませるように促す。 これまでだと「あっトイレ行きたい」とか「キャビネの中にある資料取りたい」と思ったときに、iPhoneが充電中だったりして、iPh

新しいツールはとりあえず使ってみる

デザインとその周辺を生業としていると様々なアプリケーションやWebサービスのお世話になる。 社内とのやりとりであればチャットワークを使い、プロジェクト管理にはredmineやbacklog。資料作成であればPowerPointかGoogle スライド。個人のタスク管理には、今のところTrelloを使っている。もちろんAdobeのアプリケーションも一式。他にもたくさんのアプリケーションやWebサービスのお世話になっている。 「節操がない感じになっているから、もう少し使う

「おもしろい」の潮目

僕の趣味はルアーフィッシング。 ルアーという、魚の餌になる生き物を模した疑似餌を使って魚を誘いあげる釣法だ。 海原を眺めると一見どこに魚が生息しているのかわからないのだが、良く海面を観察してみると、白い糸のような流れがあることがわかる。 これは「潮目」と言って、早い流れと遅い流れの境目や温かい海水と冷たい海水の境目でできる現象で、この「潮目」に活性の高い魚が寄ってくる。 よく観察していないと、潮目がどんどん沖の方へ遠のいたり、消えてしまったりして、魚が釣れるタイミングを逃す

「仕事早いね」はうれしくない

「仕事が早いねー!」 と営業や、クライアントから言われることが多い。 ある程度キャリアのあるデザイナーは、僕と同じように、この言葉を言われたことがあると思う。 デザインするときは、たくさんある選択肢の中で最適なものを選びながら答えに向かっていくんだけど、キャリアを積むと、アイデアの広げ方にしても、デザインの方向性にしても、モノゴトを判断する思考スピードが向上してくる。デザインについての知識も練度も。 なので、必然的に仕事が早くできるようになるんです。なっちゃうんです。

デザイナーの「オノマトペ」を具現化するエンジニアは「魔法使い」

デザインとは論理的に言語化できなければならない。 デザイナーは企業やサービスの目標にコミットにしながら成果を出せるアウトプットを求められる。そのために、デザイナー個人の視点だけではなく、様々な職種の人やユーザーたちと共通言語で会話し、そこから得た情報やデータを自分の持ち得る知識とスキルで分解・構築を繰り返し、インサイトに応えられるデザインをする。 ビジュアルやUIはもちろん、アニメーションについても「なぜ」そうするべきなのかを説明できなければならない。 デザイナーとエン

「時間制限」があると、人は「本気」になる

今日は送別会。19:00には会社を出て会場に向かった。 いつも22:00くらいまで働いているメンバーたちも、飲み会や夜の予定があると仕事をテキパキとこなす。 飲み会のたびに、時間制限を設けると作業効率は上がるんだなと思う。 この場合は「作業効率が上がる」というより「本気になる」という言い方が適切かもしれない。 時間制限があると、人は本気になる。 学生時代の部活にしても、大学受験にしても時間制限が設けられているから、毎日自分を追い込みながら頑張れる。 とはいえ「今日は今日