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ぼくらが当事者意識を持てるようになる、たった一つの方法

こんにちは。

こないだ、子どもの小学校入学の説明会に仕事を抜け出して行ってきたのですが、ちょっと思うことがあったので書いておこうと思います。

小学校の体育館に平日の15時頃に集まって、入学準備などの話を聞いたのですが、うちの場合は妻が午後から仕事で、フレックスでもないので、ぼくがフレックスを使って出席することにしました。

担当者として参加することで、当事者意識を持てる

周りはママさんばかりで、70名近くいる出席者のうち、男性は3人しかいませんでした。

入学にあたっての話をずっと聞いていたのですが、用意するものがすごく細かくてたくさんあるんですよね。

防災頭巾もやめた方がいい種類のものもあったり、手提げ袋に紐の直径にも推奨サイズがあったり、こんなにこまごましたものを揃えるのか!とびっくりしました。

新一年生の担当の先生もお話をしてくれたのですが、実際に子どもたちの担当してくれる方から直接話を聞けたことで、親としての不安もちょっとだけ解消されました。

換気のためにドアが開けられ、ちょっと空気が冷たい小学校の体育館のパイプ椅子に座り、教頭先生が用意されたメモを読みあげている間、ぼくは自分が小学生の時のことを思い出していました。

入学式に一緒に参加した近所のちょっとヤンチャな同級生に小突かれて、泣いてしまったこと。

冬の体育館はいつも寒くて、運動して体が暖まるまで辛かったこと。

学園祭でお化け屋敷を作り、好きな女の子と段ボールで薄暗いトンネルを作り、その中でおしゃべりをしたこと。

長距離走がずっと苦手だったけれど、4年生の時の担任が体育教師で彼にしごかれ、その年の長距離走では15位以内に入れたこと。(ずっとビリに近かったのです。一学年の人数は約180人。)

友達がなかなかできなくて、近所の一つ年下の男の子といつも遊んでいたこと。

これから、ぼくの息子たちが小学生になるのかと思うと、自然と涙が出てきました。

まだまだ入学の説明は終わってないし、泣くようなシーンでもないので、ぼくは不審に思われないように涙をすぐに拭きましたが、なんだか、あんなに小さかった子どもたちが小学生になるなんて信じられなくて、入学式までまだ2ヶ月もあるのに、思わず涙が出てきたんです。

説明会が終わって家に帰り、説明会で聞いた内容を妻と共有しました。

そのときに思ったのですが、もし、妻が説明会に出ていて、ぼくが後からこうやって説明を聞いたら、いろいろと茶々を入れそうだなと。そう思ったんです。

「手提げ袋の紐の直径が50cm?別にどうでもよくない?」

「防災頭巾は銀色がおすすめ?防災という用途が満たせるならなんでもいんじゃないの?」

「学校指定の店で運動服を買わないとだめ?イオンで売ってるやつでいいじゃん」

「油粘土ってなに?小学校でも粘土で遊ぶの?」

きっと、他にもいろいろ言ってしまうと思う。

そして、妻はなんて言ったらいいのか分からなくて困ってしまうのだろう。

(自分は行ってないのに、好き勝手言わないで)

と思われただろうな。

そして、それをはっきりとぼくに言えなくて、自分の中で、その小さな不満を溜めてしまうのだと思う。

(そして、怒りのスタンプが溜まり、狂気が生まれる...)

当事者意識というのは、意識しても手に入らなくて、「当事者になること」でしか持てない意識なのだと思う。

たかが、小学校の説明会だけれども、ぼくは今までにも似たような経験をいくつかしている。

保育園の候補選び、保育園の面談、三男の寝かしつけに授乳、シルバー人材センターとの面談、ベビーシッターの手配

いずれの場合も、女性のみが参加することが多い行事だけれど、一緒に参加したり、ぼくだけが参加することで、「自分の担当」という意識が強く生まれた。

それについてどう感じるか?
どう行動すべきか?

自分の頭で考えることができるようになり、妻との共同作業もスムーズに進むようになる。なぜなら、ぼくらは同じゴールを「担当者」として共有しているからだ。

これからも、こういう機会があれば積極的に関わっていきたいな。

こういった経験が、妻との間に共通認識を生み出し、ぼくら二人だけが共有する課題や喜びも発生する。

そして、そういった喜びや悲しみや前向きな気持ちが、ぼくら二人の絆を強くしていくのだと思う。

そんなことを思った一日でした。

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