見出し画像

妻と一緒に解決すべき「共通の難題」とは?

前回の記事で、「妻との絆を作るためには、共通の難題に取り組むこと」ということを書きました。

共通の課題や問題に、妻と一緒に取り組むことで、ゴールを共有し、力を合わせて努力することで、絆が生まれる。

正確に言うと、お互いへのオキシトシンが分泌され、お互いへの愛着関係が生まれるためです。

今回は、具体的にどういう場面に「妻と一緒に解決すべき難題」があるのかについて、ぼく自身の経験も交えながら書いてみようと思います。

妻との心の距離が開いてしまっている。
どうやって、妻との関係を改善したらいいのかわからない。

という方の参考になれば幸いです。

夫婦が解決すべき「共通の難題」

例えば、うちの場合はこういったことが共通の難題でした。

その時に、二人で話し合って決めた解決策も書いておきますね。

・妻が三男出産のために2週間入院
→ぼくが家で長男次男と一緒に暮らす

・妻が出産から退院し、三男の育児が始まる
→ぼくが3ヶ月の育休を取り、妻の体を休ませる

・三男が一歳の時、ぼくが軽い鬱になる(家事・育児・仕事に力を入れすぎた)
→妻がぼくの負担を引き受けてくれて、ぼくの負担を減らした

・夕方の家事が辛すぎる(夜はヘトヘトになってしまい疲労困憊)
・特に毎日の風呂掃除とトイレ掃除が辛い

→シルバー人材センターに夕方の家事を外注

・夕食作りが辛い
→平日はヨシケイの宅食を注文する

・土日のご飯作りが辛い、片付けも辛い
→土日はテイクアウトか外食と決めてしまう

・自分の時間が作れない
→子どもたち全員の寝かしつけタイミングと寝室を同じにして、まとめて寝かせ、夜の時間を作る

・HSP(Highly Sensitive Person)資質があるため、子どもが騒ぎまくっている疲労がたまる
→妻が土日は数時間、子どもたちを外に連れ出してくれる

他にも、細かいものも含めて、もっとたくさんあると思いますが、思いつくのはこんな内容です。

うちの場合は、困ったことがあるたびに二人で話し合い、どうすべきかをお互いを攻撃しないように気をつけながら決めていきましたが、初期の方は夫婦会議ノートを使ったりもしていました。

妻となかなか会話が進まない、冷静な話し合いができない、妻がなにを考えているかわからない、思っていることを上手に伝えられない、もしくは伝えてもらえない。

そういったケースでは役に立つと思うので、おすすめです。

自然に家族の問題をあぶり出すことができますので。

家事、育児、仕事、プライベートなどなどの項目に絞って、一個ずつ考えていくと結構出てくると思います。

どんな問題も「共通の難題」と考える

ぼくらが、話し合いをするときに気をつけているのは、出てきたどんな課題も、ぼくら二人の課題として捉えるようにしていることです。

(これは、君の問題であって、ぼくの問題ではない)

と考えていると、そういう態度が相手に伝わってしまい、重要なことを言ってくれなくなったり、相手の助けを求めなくなってしまいます。

妻から期待され、その期待に答えらえるようになることで、妻との信頼関係を築けていけるとぼくは思っています。

(それはそっちの問題)と思うことって、家庭内の仕事を無意識に分担しているから、(それは君の仕事でしょ)と思ってしまいがちですが、ぼくは明確なタスクの分担は夫婦の絆を弱める作用があると思っています。

この記事でも書きましたが、家事などのタスクは、「妻と夫のどちらでもできる状態」にし、「緩やかな分担」にすることで、家庭は継続して回っていけるんじゃないかと思うんです。

環境問題はサステナブル(持続可能)に解決しようと言われますが、夫婦問題も同じで、夫婦や家庭がサステナブル(持続可能)な状態にすることが望ましいなと感じています。

自分ごととして捉えることで「共通」の課題になる

家庭内のタスクの分担が「緩やか」であるなら、どんなタスクも「自分ごと」として捉えられるようになります。

うちの場合も、ご飯作り、食器洗い、洗濯、ゴミ出し、掃除、部屋の片付けなどに明確な役割分担はなくて、お互いにできる時にできることをやり、どちらかが疲れているときは変わったりしています。

自分が得意なことを中心にやることが多いですね。

家庭内の問題を「自分ごと」として捉えられるようになると、そのことについて真剣に考えるようになりますので、夫婦にとっての共通の課題にすることができます。

妻にとっての悩み、夫にとっての悩み、それらを自分ごととしてお互いに捉えて、共通の課題にし、一緒にクリアしていく。

その過程の中でしか、夫婦の絆は生まれないのかもしれないと、最近は感じています。

なぜなら、この放送でもお話したように、「仲間」にならないとオキシトシンが分泌されないからです。

たぶん、家庭に関することや、自分に関することや、妻に関することなら、なんでも「共通の課題」になるんじゃないのかなと思います。

なにかをしようと思った時には、パートナーの助けが必要になるケースが多いと思いますので。

妻との関係に悩むあなたの参考になれば幸いです。

ラジオでも「夫婦関係改善のヒント」を発信していますので、聴いていただけると嬉しいです。(複数のプラットフォームに同じ放送を流していますので、お好きなプラットフォームやアプリでお聴きください)

↓Spotify

↓Apple Podcast

↓stand.fm

↓Google Podcast

2/11(木)の日記

aのコピー (1)

※この記事では「日記」パートを有料にしています。(プライベートな話が多いので)無料で日記を公開している記事もあるので、「どんなこと書いてるの?」と気になる方は、この記事を買わずにそちらをお読みください。気に入っていだだけたら、マガジンご購読していただけると嬉しいです。いただいたお金(月額580円)は、夫婦関係改善の研究に使わせていただきますね。

ここから先は

1,823字 / 12画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?