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子どもが生まれてると、妻と恋愛することはもうできないのか?

こんにちは。

今日は、この問いに答えたいと思います。

「子どもが生まれると、昔のように妻と恋愛することはできないのか?」

大好きな女性と結婚し、幸せな結婚生活を送り、そしていつしか子どもが生まれ、子ども中心の生活になっていく。

昔の妻は、自分への愛情表現をよくしてくれたのに、いまでは、そんなことはまるでなかったかのような毎日。

好きだった女性は、妻になり、母になり、そして、もう恋人ではなくなってしまった。

この関係はもう変わらないのだろうか?

この先、死ぬまで、ぼくらはかつてのように求め合うことはないのだろうか?

そんな気持ちにさいなまれ、気持ちは落ち込んでばかり。

男として求められないことが、求めることに応じてくれないことがこんなに辛いなんて。

そんな気持ち、よくわかります。

かつてのぼくもそうでした。

今日は、この問題を掘り下げてみようと思います。

恋愛はホルモンバランスがもたらす幻、ぼくらは幻を追いかけている。

誰かと恋に落ちるとき、ぼくらの脳の中では、ドーパミンとアドレナリンが分泌され、そしてノルエピネフリンが大量に分泌されます。

これらのホルモンによって気持ちが高揚し、食事が喉を通らず、いつまでもパートナーと一緒に同じ時間を過ごしたいと思うようになります。

同時に、フェニルエチルアミン(通称PEA)という神経伝達物質も分泌され、その物質の効果で、相手への偏愛を形成するようになります。

ですが、残念ながら、PEAの効果は同じ相手には3〜4年で切れてしまいます。

ぼくらは多様な種を残すために、同じ相手との関係を3〜4年で終わらせるようにプログラムされているんです。

世界的な離婚のピークも結婚後3〜4年で、この数値は何十年経っても変わっていません。

子どもがコミュニティの中で暮らせる年齢(4歳ころ)には、男女は別れて別のパートナーを探すようにできているんです。

ですが、この人間世界は、そういった人間としての生物特性に合わせてできていません。

「病めるときも、健やかなるときも、愛し合うことを誓いますか?」

という問い自体がナンセンスなんです。

ぼくら、人間は永遠に愛し合えるように作られていないのだから。

夫婦が同じタイミングで相手に興味を失い、別れるのならば話は簡単ですが、実際はそういうことはなく、どちらかが先に相手への性的興味を失います。

これは、残された方にとっては、とても辛い出来事です。

自分は、まだ相手への気持ちがあるのに、向こうは同じ気持ちではない。

「恋愛」という感情が、自分自身のホルモンが作り出したものならば、ぼくらは、自分自身が知らずに作り上げた幻を永遠に追いかけているんです。

恋愛感情の復活は難しいが、包み込まれるような深い愛着関係にはなれる

昔のような恋愛感情を取り戻すことは難しいですが、二人がお互いを大切に思い合い、慈しむ合うような深い愛着をお互いに感じることは可能です。

結婚して何年経っても、仲のいい夫婦のほとんどは、この愛着関係を作り上げています。

この愛着関係をゴールとして、妻との関係を改善させることは可能です。

妻と再び、かつてのように恋愛がしたいと思っている方は、この愛着関係をまずはゴールとしてみることをおすすめします。

愛着関係を結んでいる夫婦はオキシトシンの分泌が盛んです。

オキシトシンは肌の触れ合いや、セックスによって分泌させることができます。

オキシトシンのスプレーを鼻先に嗅がされると、不利な条件であっても契約を結んでしまうという実験結果があります。

幸せホルモンとも呼ばれ、一種の惚れ薬のような一面があります。

妻との触れ合いを増やし、オキシトシンを分泌させることで、愛着関係を作り上げましょう。

そのためには、妻との接触を増やす必要があります。

妻を振り向かせる方法

結婚して、子どもが生まれた女性のほとんどは、こう言います。

なんだか物足りない。

満ち足りているというわけではないけれど、お金にめちゃくちゃ困っているわけではなく、仕事もあるし、可愛い子どももいるし、今の生活には特に大きな不満はない。

だけど、だからこそ、なんだか刺激が足りない。

そうやって、不倫にハマった女性を何人もみてきました。

不倫とギャンブルはもっともテストステロンを分泌させるため、ドーパミンとアドレナリンが滝のように吹き出します。

恋に落ちている人の脳内は、麻薬常習者と同じような状態になっています。

もっと欲しい、とさらに求めるようになるんです。

なぜなら、不安定な感情が、テストステロンの分泌を促すからです。

無職の人間や俳優は、不安定な職場環境にいるため、もっともテストステロンが高いというデータがあります。

では、どうするか?

妻をあなたの手によって不安定な気持ちにさせるんです。

他の男によって、ドキドキさせるのではなく、あなたによってドキドキさせるんです。

妻を不安定にさせる方法

もし、あなたの奥さんが浮気をしていて、それをあなたが見つけたら、あなたはどんな気持ちになりますか?

怒り?悲しみ?絶望?

どれも、心を不安定にさせるものばかりです。

それらの感情がさらに、妻への執着を生み出します。

手に入れられそうで、手に入れられないものは魅力的に見えるんです。

そういった感情をあなたの妻に感じさせるんです。

何も浮気をしよう!と言っているわけではありません。

不安定さが、あなたの妻の心に、あなたへの執着や興味を持たせるんです。

あなたは、ここ一年で大きな変化がありましたか?

自分が変わり続けることが、妻の心に影響をもたらす

あなたは、今まで何回転職をしたことがありますか?
会社以外の場所で、お金を稼いだことはありますか?
体が壊れそうなスポーツをした経験はありますか?
妻以外からの女性からアプローチを受けていますか?

自分自身の生活を変えようとすると、こういった変化が自然と起きます。

そして、こういった変化が妻の心にさざ波を立たせ、そのさざ波が不安定な感情を作り出します。

もし、あなたが2年前と同じ毎日を送っているなら、そして妻の心があなたから離れようとしていることを感じたなら、それはなにかを変えるタイミングということです。

あなたは、明日死んでも後悔はありませんか?

やり残したことはありませんか?

ずっと挑戦したいと思っていて、まだ心の中にしまっていることはありませんか?

子どものため、妻のため、毎日の仕事に家事に育児を、きっとあなたは頑張っているんだと思います。

ちょっと、自分勝手になってみませんか?

心の中にしまっている、やり残していることをチャレンジしてみませんか?

そういったチャレンジする姿勢が、妻には新鮮に映るはずです。

ぼくの妻は、よくこう言います。

あなたと一緒にいると、ずっと旅をしているみたいよ。

今の時代は、ブログやYouTubeを誰でも簡単に始められる時代です。

自分が好きなことを発信したり、クリエイトしてみませんか?

その先になにがあるかは、誰にもわかりません。

ぼくは以前、ブログで育休を取得したことを書いていたのですが、その記事を読んだケンブリッジ大学の研究者の方から連絡があり、彼の研究に協力をしたことがあります。

ブログを始めたばかりの頃は、まさかイギリスの有名大学から連絡が来るなんて思いもしませんでした。

世界は、ぼくらが思っているより広くて深いんです。

ぼくらの何気ない(そしてこんなこと価値があるのかな?)と思うようなことが、はるか海を超えた人間の助けになることもあるんです。

この記事にあるように、人生には夢と希望が詰まっているんです。

あなたが、新しい挑戦をしない理由なんてないと思いません?

妻の心を振り向かせるには、あなたがあなたらしい方法で、この世界を楽しむ必要があります。

家庭のために自分を犠牲にするのはやめて、自分らしく生きましょうよ。

残業代を稼ぐために遅くまで働くのをやめて、自分が好きで得意なことで世の中に価値を与えましょう。

その価値の対価は、金銭的にも、経験的にも、あなたにとって大きな財産になるはずです。

人生を楽しみましょう!

結局、それが妻を惚れさせるための、一番の近道です。

それでは、今日はこの辺で。

今日が、あなたにとって、いい一日になりますように。

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