「生活の中の工程数を減らす」が目的であって、時短家電を使うことが目的ではない。
うちは、時短家電を使いまくっているんですが、それでもなかなか楽にならなくて、なんでだろうなーと思ってたんですが
こないだ、夕飯の片付けをしているときに、その答えを見つけました。
夕飯を家族が食べ終わり、食器をテーブルから台所に片づけて、テーブルを吹いて、食器を軽く洗って、食洗機に入れるのですが
この間に、かなりムダな動きをしていることに気づきました。
うちの4歳の男の子2人は、大人よりも食べるのが遅いので、ぼくが食べ終わって食器を片付けるときにはまだ食べています。
ぼくは自分と妻が食べ終わった食器を台所に運び、それをザーッと洗うのですが
そのあいだに、子どもたちが「ヨーグルト食べたーい!」だとか、「リンゴ食べたーい!」だとか言うので
皿洗いをやめてリンゴをむいて、子どもたちに出します。
そのときに子どもたちの夕飯の皿を下げるのですが、2人の子どものうち1人分だけ下げて、残り一人分はあとから下げたりし、さらにヨーグルトやリンゴを入れたお皿もあとからまた下げます。
ダイニングテーブルとキッチンを何度も行ったり来たりしてたんですよね。
そのたびに皿洗いという作業が止まるので、なかなか皿洗いが終わらないし、食器をさげる作業も終わらない。
これって、仕事でいうと「工程数が多すぎる」んですよね。
なんどもなんどもダイニングとキッチンをいったりきたりして、疲れてるわけです。
たいした距離じゃないですけど、それでもなんども繰り返すと疲れますよね。
それから、食器をやっとぜんぶ下げたと思ったら、今度はダイニングテーブルをふきに、またキッチンにふきんを取りに行く。
たぶん、5、6回はキッチンとダイニング(というかダイニングテーブル)を行き来してると思います。
なので、この工程数を減らすことにしました。
ダイニングテーブルの上のお皿は、数がまとまった段階で運び、テーブルふきは、「おしりふき」をダイニングテーブル近くに置いておき
おしりふきでダイニングテーブルをふき、ダイニングテーブルに置いてあるミニごみ箱に使ったおしりふきを入れることにしました。
そうしたら、ちょっとしたことですけど、少し楽になったんですよ。
「時短家電を使う」というのは、生活の中の工程数を減らす手段だったんですよね。
目的じゃなくて。
時短家電さえ使ってれば、めちゃめちゃ快適な生活になる!
ってわけじゃなくて、「生活の中中の工程数を減らす」という目的の達成のために、「時短家電」という手段があったわけです。
なので
「おしりふきでダイニングテーブルふく」
「食器を片付けなくても、まとまってから片付ける」
などの、工程数を減らす作業も、立派な時短になるわけですよ。
「生活の中の工程数を減らす」ことを意識すると、もっともっと家事や育児を楽にできるポイントが見つかりそうですね。
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