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いま、再びの大哲学時代到来。|非接触テクノロジーの普及|毎日日経#26

菅さんデジタル庁検討、日本は今後失業率も高くなるだろう

菅次期首相(もうこの書き方でいいやってくらい菅さんの持ち上げすごいよね)は行政の横断的なデジタル化を進める「デジタル庁」を検討しているようだ。

今回のコロナは末裔まで語り継がれる大転換期にあると思っている。
今回取り上げた新聞記事にも、ロボットや自動運転、キャッシュレスなどの非接触テクノロジーを普及させる必要性を、日本の現状(特に少子高齢化による人手不足とIT化の遅れ)と絡めて訴えている。

結論、単純労働はAIやロボットに取って代わられる。
そして、人間は職を失っていくかもしれない。

でもそれは世界を見ると当たり前で、日本以外の欧米諸国で失業率が高いのはひとえにデジタル化で職業がなくなっていることが起因の一つだろう。
日本のデジタル化未整備と低失業率も納得で、失業率を上げずにデジタル化を推し進めたら、結果あんまり進まなかっただけだ。

そうこうしているうちに襲ってきたコロナに日本はうまく対応できず、急かされるようにデジタル化が進んでいく。でも日本は周りの顔色伺い大好き国家だから、どこかがやり始めたらすぐ広がる可能性だってある。

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では、AIやロボットに仕事を奪われた人間に、次はどんな時代が来るのだろうか?

大哲学時代、大アート時代の到来

ソクラテス、プラトン、アリストテレス…
哲学の偉人たちは、ギリシャの町で「人はなぜ生きるのか」という答えのない問いを考え続けたという。

「人はなぜ生きるのか」「人はなぜ働くのか」「人はなぜ愛するのか」

聞いただけで拒絶を起こす人も出てくるかもしれない。
でもこうした人間そのものへの「なぜ」という問いなしには今後の社会では精神を病んでしまうとすら思う。

デジタルが頑張ってくれたら人が働かなくていい時代が必ず来る。
人が恐怖を覚えるのは余暇を持て余すことに慣れていないからだと思うんだよね。自分もそうだけど、やっぱり暇であることはちょっと心苦しかったりする。

でもその暇な時間にスマホで時間をつぶすんじゃなく、生きることや働くことについて考える人が今後も重要になってく。AIやロボットに仕事を変わってもらったら、人間が活きるうえで大切なことを考える時間に充てればいいんよ。

哲学、アート、スポーツ、自然、学問…
人間の知的好奇心をくすぐるものはこの世に五万とある。
熱中して、没頭できることを楽しめばいい。

今からでも、1日5分でも、仕事とは関係ないことでなぜを考える癖をつけたいものだ。

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