全体のおよそ6割を占める岩塩
こんにちは。
もう少しで春。
今回は意外と少数派だった話。
その昔、海だった所が地殻変動で内陸に閉じ込められ、干上がり結晶化した塩化ナトリウム。日本では、塩は『海水を天日干しにして得る』、こちらの方が先に思い浮かぶのではないだろうか。
その根拠に繋がるのが『日本には岩塩抗がない』こと。しかし近しいモノとして、磐梯山のふもとでは温泉水を煮詰めて作られていたり、海のない長野の鹿塩温泉でも同じ要領で山塩が作られている、そうな。
しかし昭和46年(1971)に『塩業近代化臨時措置法』が成立し、日本では『イオン交換膜製塩』以外の方法で海水から直接採ることができなくなっている。また自由に輸入したり一般企業が製造することも禁止された。さらに明治38年(1905)まで遡ると、塩は大蔵省主税局の管理下に置かれ、専売制となっている。
意外と深そうなので、
この辺りで。
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