マガジンのカバー画像

『未来の学校』のスケッチブック

4
//「新しいカタチの教育(学び)」の全体像//  知識と体験が融け合い、本当の意味での「自分自身との出会い」を深めていくことができる。そんな新しい学校(教育システム)の概要デザ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

1枚の絵をめぐる物語がはじまる(rev.) 〜「未来の学校のスケッチブック」序〜

ここに“1枚の絵”があります。 これは新しい「未来の学校」の姿を描いたもので、同時にそれは、未来の僕たちが、笑顔に溢れ、個々の才能をごく当たり前に発揮しながら、お互いの調和のもと、気持ちよく楽に生きている世の中(社会)の姿でもあります。 この絵は、実は“すでにある”もので、遠い未来からか、あるいはずっと昔の時代からか、おそらくはそのどちらでもないところからやってきました。 決して、たとえば僕という1人の人間が、考え出して描いたものではないということです(^^) きっと多

ダイナミックで創造性あふれる「次世代の学び」(DNL)で実現すること。

前回、これまでの教育(学び)のあり方を一変させる、新しい「生きた教育(学び)」のコンセプト・イメージを紹介しました。 そこで、DNLと名付けた「新しい学びの仕組み(パラダイム)」は、個人として、自分や子どもの学び(仕事)に生かすことも、学校をはじめとする教育の場で実践することもできるということ、 そして、たとえどんな教育方針の環境であっても、子ども/生徒たちの「学びの質」が飛躍的に高まり、まったく新しい扉が開かれるようになるといったことを、書きました。 いよいよ、ここか

新しい「生きた教育(学び)」のコンセプト・イメージ 〜「動的なネットワーク型の学び」(DNL)〜

新しい教育システム(学びのかたち)は、従来の学校教育とはまったく異なるコンセプトに基づいています。 詳しい中身はこれから見ていきますが、 それをパッと一目に表すならば、このようになります。 僕たちがよく知っている「教科およびカリキュラム」をベースとする教育(学習)が、フォルダ階層型の形をしているのに対して、 この新しい教育(学び)のシステムは、球のかたちをしたネットワーク構造になっています。 未来の学校を描く『スケッチブック』の序文に載せた「一枚の絵」を、3Dとして見た

「クリスマスの贈り物」 〜未来の学校の短編物語〜

こんばんは、未来の学校デザインCO.(カンパニー)代表の清水です☀️ 今年のクリスマスに。 僕から”みんな”への、ささやかな「贈り物」です🎁 去年の夏、それまで一から作りあげてきた暮らしと仕事が、次へと進むためにガラガラと“崩壊”していくなかで(笑)、 突然に「描く」ことになってしまった、はじめての短篇物語。 「知識」と「体験」が融け合い、 学校という場が、リアルで多様性にみちた実社会・世界とつながりながら、 本当の意味での「自分自身の発見(出会い)」を深めていくことが