トップで肘を上げなさい。
実際にこんな指導を受けた方は多いと思います。
「トップで肘を上げなさい」
「トップで肘が下がってるで」
まぁ、僕は実際にされたことはないんですが笑
今回は、この指導に関して実際はどうなのか?ってところを書いていきます。
実際に肘が低い投手と高い投手の比較
まずトップでの肘が高い投手から
左からダルビッシュ投手、チェンウェイン投手、田中投手です。
この三人の投手は、ボールに威力はあるものの比較的被本塁打が多いです。また、三人ともトミージョン手術を経験しています。
三人とも割としっかり上から腕を振るのですがそこまで角度が感じられません。
そのあたりが被本塁打の多さに関係しているのかな?と考えています。
トップでの肘が低い投手
左からリンスカム投手、ベンチュラ投手、山岡投手です。
この三人は、きゃしゃな体の割に球速がかなり出ます。特にリンスカムとベンチュラは共に100mphに迫る速球をバンバン投げ込んでいました。
また、リリースの打点が高く角度のついた威力のあるボールと縦に大きく割れる変化球が得意です。
肩肘のけがに関してはキャリアが長くないためわかりませんが特に大きなけがはないようです。
では、このトップでの肘の高さが投球にどういう影響をもたらすのかを他のスポーツから考えてみます。
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