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3Dプリンタとダイソー製品だけでイカ干し機を作る

3Dプリンタで何か電動で動く物を作りたいと思ったので、今回はこれを作ってみます。


イカ干し機の作り方

基本構成

動力源はミニ四駆などによく使われている130モーター。ギアで何かいい感じに減速してイカを吊るす支柱をぶん回します。

ギアの回転軸は3mm径の竹ひごで、支柱が傾いたときの摩擦低減のためのボールベアリングにBB弾を使います。

3Dプリント部品の連結にはM3×10のタッピングネジを使います。

3Dプリント用データ

3Dプリント用部品はこちらで販売中です(100円)。

電源を接続してモーターを動かす

130モーターは電池直結でも良いけど、モータードライバを介してPWM制御もできます。

気分によって電源を切り替えられるように、XHコネクタを設置できるようにしておきました。

組付けの様子。

※モータードライバ経由で電源を接続したときについては、別の記事にする予定です。

動作のチェック

電池駆動の場合。

モータードライバ経由の場合。

3Dプリント部品以外はダイソーで調達した部品だけで作る

基本構成に使う素材

各種部品の調達が面倒なので、ダイソーで入手できる材料でも作れるようにしました。

基本的な材料はこちらです。

ねじについて

3Dプリント用モデルはM3X10のタッピングネジで固定するように設計しましたが、ダイソーのネジセットのうち、2.8ΦX13mmが使えました。

ただ、少し長いので底付きしないようにスペーサーを噛ます必要があります。

導線について

電子工作に使える導線そのものはダイソーに売っていなかったので、Xで相談してみたところ、ざねざねさんからLANケーブルが使えるという情報を提供頂きました。

というわけでLANケーブルを分解して導線を抽出します。

モーターと電池を接続する

イカ干し機本体に移植したモーターの代わりに、ダイソーのポケットカーのモーター部に導線を繋いだダミーモーターを組み付けると電池ボックスとして使えます。

イカ干し機本体側にはこのように接続します。

振動を抑える

ゴム足を付けてカタつきや騒音を抑えます(多少ましになります)。

イカを作る

75X75サイズの折り紙でイカを折ります。

イカの折り方はYoutubeにいろいろ上がっていますので、そちらを参考にしてみてください。

完成

動作の様子。

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