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いろいろ自作したい人/【X】https://twitter.com/ats030/【BOOTH】https://ats030.booth.pm

最近の記事

PCもスマホも電源も不要の3Dプリンターを3Dプリンターで作った

PCもスマホも電源も不要の3Dプリンターを3Dプリンターで作ったのでプリントテストしてみました。 3Dモデル今回作成したやつの3Dモデルは以下に置いてあります。 オーブン粘土試しにオーブン粘土でお猪口を作ってみることにしました。 家庭用のオーブンのような低温で焼成できる樹脂粘土の一種で、PVC(水道の塩ビ管に使われている樹脂)が使用されているそうです。 今回はセリアのオーブン粘土を使用しました。 制作工程成形 まずはこんな感じで大体の形を作って、 ひっくり返して

    • 夏の物置の温度を考える

      イナバ物置はそのままだと、夏の日中は室内が地獄になるので、天井にはグラスウール断熱材、壁面にはスタイロフォームを仕込んでました。 3Dプリンタで作った壁掛け収納去年、壁掛け収納を3Dプリンタで作って物置に設置してました。 PLAでは変形してしまった 夏の終わりに様子を見てみると、こんな感じに変形してしまっていました。 去年の夏の物置内の気温は50℃近くまで上がっていたようです。 PLAの荷重たわみ温度は50℃台が多いですが、物置内の気温が同程度まで上昇してしまったこ

      • Raspberry Pi 5にUbuntuをインストールしたときの設定メモ

        「Raspberry Pi 5 /8GB」に「Raspberry Pi Imager」で「Ubuntu Desktop (64bit)」を書き込んだときのセットアップ手順の例をメモしておきます。 ソフトウェアの更新Software Updater 「Software Updater」を実行してソフトウェアを更新します。 aptコマンド aptコマンドも実行して、再起動します。 sudo apt updatesudo apt upgradesudo apt autor

        • ATOM Liteで動くターンテーブルを作る③~ベアリング構造を改善する~

          以前に作成したターンテーブルの摺動抵抗を改善してみます。 これまでの構成ベアリング構成 これまでは、BB弾のベアリングを、上下2部品で挟み込んで保持する構成でしたが、2部品それぞれの精度に2部品の位置決め精度が乗っかるので、寸法誤差が大きく、BB弾に引っ掛かりが生じやすい構成でした。 動作の様子 今回の構成ベアリング構成 寸法誤差が出にくいように、BB弾の保持構成をスナップフィットを用いた1部品で構成するようにしました。 外観、サイズ共にこれまでのターンテーブルか

        PCもスマホも電源も不要の3Dプリンターを3Dプリンターで作った

          BB弾と3Dプリント部品でキャスターを作る

          以前作成したボールベアリングをベースにキャスターを作ってみます。 ボールベアリングを量産するまずはベースのボールベアリングを量産します。 今回はダイソーで入手した安価なBB弾を使用しました。 キャスターの基本形こんな感じでキャスターを構成してみました。 ラジアル軸受を3つ組み合わせて構成しました。 こだわりポイントはキャスター部品の接続にねじや接着剤などを使用せずに、3Dプリント部品のみ使用したことです。 https://twitter.com/ats030/st

          BB弾と3Dプリント部品でキャスターを作る

          横向きフィラメントホルダーから3Dプリンタへフィラメントをガイドするアタッチメントを作る

          前回は横向きのフィラメントホルダーを作成しました。 こちらを単品で使用すると、以下のような残念な点があります。 3Dプリンタのフィラメント導入口への経路に対して位置の調整が必要。 3Dプリンタの横に置く必要があるため、設置スペースをとる。 フィラメントの搬送経路についてうちの3Dプリンタの上面には平らな面があるので、この面に横置きフィラメントホルダーを置けば、設置スペースが広がらずに済みます。 ただし、そこから3Dプリンタのフィラメント導入口までの経路を、なるべく抵

          横向きフィラメントホルダーから3Dプリンタへフィラメントをガイドするアタッチメントを作る

          3Dプリント部品とBB弾だけで横向きフィラメントホルダーを作る

          紙製のフィラメントスプールを使うようになってから、以前作成したフィラメントホルダーがうまく機能しなくなることが多くなりました。 紙製フィラメントスプールのフランジ部分は変形しやすいため、上記のようなフランジ部分をコロコロするタイプでは、ローラーから脱落しやすいのが原因だったようです。 今回はこれを解決するフィラメントホルダーを作ってみます。 よくあるフィラメントホルダーの構造ラジアル軸受のみを使用した、よくあるフィラメントフォルダーでは、軸に直角方向に加わる荷重をボール

          3Dプリント部品とBB弾だけで横向きフィラメントホルダーを作る

          3Dプリンタとダイソー製品だけでイカ干し機を作る

          3Dプリンタで何か電動で動く物を作りたいと思ったので、今回はこれを作ってみます。 イカ干し機の作り方基本構成 動力源はミニ四駆などによく使われている130モーター。ギアで何かいい感じに減速してイカを吊るす支柱をぶん回します。 ギアの回転軸は3mm径の竹ひごで、支柱が傾いたときの摩擦低減のためのボールベアリングにBB弾を使います。 3Dプリント部品の連結にはM3×10のタッピングネジを使います。 3Dプリント用データ 3Dプリント用部品はこちらで販売中です(100円

          3Dプリンタとダイソー製品だけでイカ干し機を作る

          Raspberry Pi 4Bの初期設定した時のメモ

          これまで使っていたRaspberry Pi 3Bの調子が良くないので、新しいの買おうと思ったけど、最新のRaspberry Pi 5はまだ技適が通っていないので、とりあえずRaspberry Pi 4Bを買ってみたら、設定で苦労したので備忘録的にまとめた記事です。 OSイメージ書き込み今回、ラズパイの高速動作を期待して、OSイメージはSSDに書き込みました。 Raspberry Pi Imagerで書き込む Raspberry Piデバイス→「RASPBERRY Pi

          Raspberry Pi 4Bの初期設定した時のメモ

          3Dプリンタで携帯できる段ボールカッター作ってみた

          今回は、玄関前に置き配された段ボールをすぐに開梱できるよう、家の鍵と一緒に携帯できる、小さいサイズの段ボールカッターを3Dプリンタで作ってみます。 形状を考える刃の形を考える 小さいサイズでシンプルな形状の刃物として、切り出し小刀を参考にしました。 最初に作ってみた形状がこれ。 グリップ部のサイズが小さいのと、切っ先の強度不足や指で触ると痛いので、以下のように刃の形状を変更しました。 切っ先の形状のイメージはこれです。 段ボール開梱時に、金尺の角は結構使い勝手が良

          3Dプリンタで携帯できる段ボールカッター作ってみた

          3Dプリンタでダイニングテーブル下収納を作ってみた

          リビングで暴れまわる娘(生後8か月)の動きに即応できるよう、私も妻も最近はPC作業はダイニングテーブルで行っています。 そのため、延長タップやらACアダプタなどが引き回されて、ダイニングテーブル周りがごちゃごちゃしてきました。 これらをダイニングテーブルの天板下スペースに収納するやつを3Dプリンタで作ってみました。 固定方法ダイニングテーブルへの固定方法は、接着、ネジ締め等いろいろありますが、傷を付けたくないのでクランプ式にしました。 (テーブル天板の反り防止のために

          3Dプリンタでダイニングテーブル下収納を作ってみた

          ERA5の気象データを可視化する①~折れ線グラフ~

          先日、屋外の環境を測るために以下のようなものを作成しました。 測定データされたがどのくらい妥当なのかを確認するために、比較対象として「ERA5」という衛星データを取得してみました。 ERA5ERA5は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって開発された気象データセットです。ERA5は、大気、地表、海洋に関する広範な気象情報を提供するものです。 ERA5は、高解像度で空間的にも時間的にも詳細な気象データを提供し、大気圏の状態、風、気温、湿度、降水量など、さまざまな

          ERA5の気象データを可視化する①~折れ線グラフ~

          Raspberry PiでSQLサーバーを作る①~SQLサーバーの設定~

          センサーやスクレイピングなどで取得したデータを一括で管理するために、データベースサーバーを作ろうと思います。 Raspberry Pi上で、PostgreSQLのデータベースサーバーを作成する方法を紹介します。 SQLとはSQLとは、データベースの操作を行うためのコンピューター言語です。データベースに格納されたデータを取得、更新、削除、追加するために使用されます。 PostgreSQLとはPostgreSQLは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです

          Raspberry PiでSQLサーバーを作る①~SQLサーバーの設定~

          環境データを収集する③~屋外用の環境センサを作る(ラジエーションシールド)~

          前回はセンサやマイコンモジュール、バッテリーなどの電子部品を接続しました。 今回は、これら電子部品を収納して雨風や日射を防ぐためにラジエーションシールドを作成します。 完成イメージ完成イメージは以下の通りです。 設計方針ラジエーションシールドの設計方針は以下の通りです。 電子部品が雨で濡れることを防ぐ。 侵入してしまった雨水は、排水してシールド内に水が溜まらないようにする。 電子部品の発熱が温湿度センサの測定値に影響するのを防ぐため、外気と換気できるようにする。

          環境データを収集する③~屋外用の環境センサを作る(ラジエーションシールド)~

          環境データを収集する②~屋外用の環境センサを作る(回路構成)~

          こういうシステムを作って、自宅の環境情報を簡単に収集・保存・閲覧できるようにしていきたいと思います。 前回はM5Stackシリーズのマイコンモジュール同士をESP-NOWで接続してデータを収集しました。 屋内では簡単に電源を確保できるのですが、屋外の場合ひと工夫が必要です。 今回は、小型の太陽電池モジュールを用いて屋外のマイコンモジュールを動かしてみます。 システム構成今回は以下のような形で各部品を接続しました。 購入部品各種今回使用した、代表的な部品について紹介し

          環境データを収集する②~屋外用の環境センサを作る(回路構成)~

          環境データを収集する①~ESP-NOWでセンサ情報を収集する~

          こういうシステムを作って、自宅の環境情報を簡単に収集・保存・閲覧できるようにしたいと思います。 まずは、複数のマイコンモジュールで別々に取得したセンサ情報を、ワイヤレスで1台のマイコンモジュールが収集する、システムの基本構成を作成します。 ESP-NOWESP32マイコンを搭載しているM5Stackシリーズでは、ESP-NOWという通信プロトコルが使用可能です。ESP-NOWを用いることで、アクセスポイントなしに高速にデータを送受信できます。 今回は、M5Stackシリ

          環境データを収集する①~ESP-NOWでセンサ情報を収集する~