見出し画像

実録 「 VS 時間泥棒 」

お客様との打合せの直前、事務所で
バタバタと準備していた時

突然 スーツ姿の高齢の紳士が訪問して来ました
初めてお会いする方で特にアポイントはありません
 
ちなみに日頃からお付合いしている
建材問屋さんや住設メーカーさんには
アポ無しの訪問はお互いに効率が悪いからやめてね
と私たちは取決めをしています
 
さらに我々の定例社内会議の時間
(●曜日の●時〜1時間)は
問屋さん、職人さん、メーカーさんに周知し
電話も遠慮してもらっています
※当たり前ですが緊急事態は例外
 
もちろん外部の方はこういった我々のルールを
知りませんから 門前払いもなんなので一応対応すると
 
『建設業の報告義務についての確認ですが…』
と あたかも役所から来たようなセリフを使い

いかにも返答しなければならないような
高圧的な「上から」の雰囲気を醸し出し

立ち話のまま 我々の経営状態などを聞き出そうと
矢継ぎ早に質問をし始めました
 
そう その人は信用調査会社(…データバンクとか…リサーチ)の
調査員でしたが 内容的に とても玄関先でするようなものでは
ありませんでしたし
 
そもそもそのやり手口を含めた態度に
とても違和感を持ってしまったので
 
『これ答えるの義務なんですか?』と最大級の仏頂面で対応

すると 今度は手のひらを返したように
営業モードで『よろしければ…』と急にヘコヘコし始めました
 
その豹変ぶりに呆れてしまい『義務じゃないなら拒否します
打合せの直前で忙しいので困ります』と伝えお引取り頂きました
 
もっと正々堂々と来れば 
まだそれなりの対応も考えられたのかもしれませんが

その姑息なやり方に本当に不愉快にさせられた1日でした。
 
『タイムイズマネー(時は金なり)』
と よく言われますが、実際はそれどころではなく
 
『タイムイズライフ(時は命そのもの)』
だと考えます
 
こういう不躾な「時間泥棒」に対しては
本当に意識的に対応しなければと痛感しました
 
逆に考えれば…私たちの家づくりに興味を持ってくださり
貴重な『時間』を割いてくださるお客様には
もっともっと感謝しなければならないということです
 
せめて 改めてそう気付けたことを
今回の『収穫』とします

そうでないと本当にただの無駄な時間ですからね
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?