今までやってきたノベルゲームを紹介!(※ネタバレ極力回避)
はい。こんにゃんうんにゃんにゃんにゃん。みるです。
今回は一個のゲームの感想をダラダラと書く、ではなく「今までやってきたノベルゲームを紹介しつつオススメしていこう」という記事です。
まるでノベルゲーをいっぱいやってきた歴戦の猛者のような書き方をしてますが私自身2021年からノベルゲームに没頭し始めたので全然にわかです。エアプ中のエアプです。なので「ノベルゲー初心者目線から見たオススメゲーム」といった感じで見ていただけると幸いです。ではやっていきましょう。
1.STEINS;GATE
まずは言わずと知れた名作「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」。
5pb.×ニトロプラスのコラボレーション、『CHAOS;HEAD』をスタートとする「科学アドベンチャーシリーズ」シリーズ第2弾として、 2009年10月15日に発売された想定科学ADV。
主人公が偶然作り上げた発明品「電話レンジ(仮)」が実は携帯メールを過去へ送ることの出来るタイムマシン機能を持っていたことが判明し、Dメールと名付けたそれを過去に送信するたびに「世界線の移動」と呼ばれる過去改変が発生するようになる。その世界線の移動を利用し、惨劇を回避していくというストーリー(かなりザックリ)。
いわゆるループもの。何度も同じ過去を繰り返し、正解の世界線を探していく。大量に張り巡らされた伏線、謎、先が全く読めない展開、魅力的なキャラ、終盤の圧巻の伏線回収、全てが完璧とも言えるノベルゲームの完成形と言っても過言ではない圧倒的クオリティ。
「有名なのは知ってるけど今さらやるのも・・・」と思ってるそこのアナタ。
きっとプレイしたあとは記憶を消してやり直したいゲームの一つとして記憶に残り続けるだろう。
STEINS;GATE公式
2.オカルティックナイン
オーバーラップ文庫より2014年8月から刊行されたライトノベルが原作。ゲームは2017年11月9日に発売された。元々独立作品だったが後にSTEINS;GATEと同じ「科学アドベンチャーシリーズ」に組み込まれるようになった。
名前にもある通り「オカルト」と「科学」という相反したキーワードがテーマとなっている。結構あらすじがややこしいというか分かりにくいのでまずはアニメ版を見ることをオススメする。アニメ版は物凄く早口な演技が特徴的で、常に捲し立てるようなテンポと緊張感が味わえる一風変わった作品となっている。正直ゲーム版の評価はあまり高くなく、アニメの評価は高いのでアニメを見て終わりでもいいが、少し深く掘り下げたいならゲーム版もやってみるといいだろう。私は好きです。ゲーム版。
3.NOeSIS
『NOeSIS』(ノエシス)は、同人サークル「クラシックショコラ」のcutlassによって制作された同人ゲーム。スマホとWindowsで遊べる。
ある事件に巻き込まれ、この世ならざる存在「影」を見る力を得た主人公が死者の声を聴くことの出来る少女と出会い様々な事件に巻き込まれていくといった内容。
可愛らしい見た目とは裏腹に、終始不気味な雰囲気、登場キャラの暗い過去、ヤンデレやホラー要素が強いため「サスペンスホラー」というジャンルに分類される。同人ゲームながら非常にクオリティが高く、続編なども制作されている。私は触ってないのだがキャラボイスなどが追加されたリメイク版も出ているので今からプレイするならそちらの方をオススメする。
可愛いキャラと不気味な世界観のギャップに、きっとクセになるだろう。
4.ATRI~My Dear Moments~
ATRI -My Dear Momentsは、ANIPLEX.EXEより発売されたWindows用ゲームソフトで2020年6月19日にダウンロード専売で発売された。何よりオススメしたいところは値段。2000円弱で買えちゃう。おかしい。価格破壊を起こしてる。マジで何も言わないから今すぐ買ってくれ。私はこのゲームで五億リットル涙を流しました。そのまま涙で世界が海に沈み、ATRIと同じ世界になりました。嘘です。
めちゃくちゃ雑に書きましたが間違いなくロープライスゲームの中では最高峰なので触ったことない方は是非。
5.Ever17
古い作品ですが、ノベルゲームが好きなら是非触ってほしいゲームの一つです。こちらはSTEINS;GATEと少し共通点が多く、ループものであり伏線がいくつも存在し、最後に全ての伏線が一気に回収されるという作品となっています。最初にも書きましたが少し古い作品なのでセリフやノリがちょっと古っぽいと感じる箇所もあるかもですが、とても面白い作品となっております。
ネットで調べても「ネタバレ絶対厳禁」とどこに言っても書かれているように、ネタバレを見たら作品の魅力が99割削減されるレベルでネタバレは厳禁です。プレイし終わった後の衝撃と余韻はとてつもないものなので、プレイできる環境がそろっているなら絶対に遊んで欲しいゲームです。
最後の数時間でプレイ時間30弱の伏線が全て一気に回収されるラスト√は圧巻の一言。
6.Summer Pockets
Key作品でもかなり最近の作品。よく「Key作品デビュー作としてオススメ」と言われる本作ですが、まさにその通りだと思いました。それこそ私はこの作品がKey作品で初めて遊んだゲームでした。
小さな島にやってきた少年が、個性的な仲間達と夏休みを過ごす、といった端的に説明すると非常にシンプルな物語なのですが各ヒロインの√を進めていくごとに「普通のゲームじゃないな」と気づかされます。Key作品で上手いと思っている要素なのですが「現実(リアル)と非現実(フィクション)の融合」が今作にもあります。ドンドン明かされていく島の真実。きっと主人公にとっても、プレイヤーのあなたにとっても、忘れられない夏休みになるでしょう。
私は新キャラ、新ルートを追加した「REFLECTION BLUE版」をプレイしたことがないので全てを語ることは出来ないのですが、無印版でも十分この作品の魅力を感じることが出来ます。ただ今からやるならRB版やったほうがいいよ多分。
7.ふゆから、くるる。
今回紹介する中でも特にお気に入りの作品で、一番最近発売された新作ゲームです。
「不死の少女たちの中で起きる密室殺人事件」が主な内容なのですがどうですか。めちゃくちゃ面白そうじゃないですか???
不死なのに殺人事件って何?そもそもなんで不死なの?など、この時点で気になる要素てんこもりだと思います。
ただしそれだけじゃ終わらないのがこの作品。もはや「密室殺人事件」ですらもこの作品の伏線になっているレベルで壮大なストーリーなのです。
「生」とは何か。とても大きく、メッセージ性の強い作品となっているので正直全員に薦められるかというと、否です。かなり好き嫌いが分かれる作品ですが私は全力でオススメします。ゲーム終盤の最後の一時間にこのゲームが伝えたかったことが全て詰まっているといっても過言ではないです。是非最後までプレイしてほしいです。
よくわかんないよ!って方はとりあえずOPムービーだけでも見てみよう。めちゃめちゃかっこいいから→ふゆくるOP
8.Lamunation!
出ました。ノベルゲーム界最大の問題児と言っても過言ではない本作。
好きな人は「神ゲー」と言い、合わなかった人は「時間の無駄。最悪のクソゲー」とも言われる、最強の賛否両論ゲームです。
あなたは「主人公の幼馴染に主人公の双子の妹が口移しでゲロを飲ませようとするシーン」はどう思いますか?
え?無理?ならばラムネーションは合わないかもしれません。プレイ時間の大半がこのような意味不明なやり取り、ほとんど中身の無いストーリー、訳の分からない量のパロディで埋め尽くされています。しかしこのノリに付いていける方なら最初から最後まで楽しめることでしょう。
私はこのゲームを「ラムネ瓶に詰めた糞」と表現しました。勘違いしてもらっては困るのですが私はこのゲームが大好きです。終始ずっと笑ってました。絶対に人にオススメは出来ませんが怖いものみたさで触ってみるのも一興かと。新しい自分が見つかるかもしれません。
あとこのゲームにも一つ、良い点が存在します。BGMです。
タイトル通り、まるで炭酸飲料かのような爽やかなEDMやハウス、エレクトロがBGMとして流れており、常にノリノリになれます。BGMは本当に良いので是非BGMだけでも聞いてみてください。
9.キラキラモンスターズ
聞いて驚くなかれ。先ほどボロクソに言った「Lamunation!」と舞台が同じゲームなのだ。心配要素しかない・・・と思っている方も多いだろうが安心してほしい。死ぬほどまともである。
とはいえ映画やゲームなどパロディ、ネットミームやネットスラングなどのネタが多いのは相変わらずだが、ストーリーはシンプルながらしっかりしており、キャラクターもみんな魅力的で可愛い。そして何よりBGMが良い(デジャブ)。
Lamunation!は極端に好みが分かれる作品と紹介したがこちらは万人受けする作品だと思う。値段も安く、パッケージ版を除けばiPhoneやandroidでプレイできるのも魅力的。総プレイ時間は短いが何一つ鬱要素の無い、ハッピーでビビッドなKawaiiビジュアルノベルを楽しみたいならマストバイな作品だ。
なお本作はSteam版も開発中であり、Season1ということでSeason2も出る予定なので今のうちにSeason1である今作を遊ぶのも良いだろう。
10.L∞PERS
L∞PERS(ルーパーズ)と読む。「ひぐらしのなく頃に」などで有名な「竜騎士07」氏がシナリオを担当するKey作品。名前の通り、同じ日を繰り返す「ループ」をテーマにした作品。
ロープライスなこともあって総プレイ時間はかなり短い。4~5時間もあれば読み終えてしまうだろう。しかしその短いストーリーの中にもしっかり伏線が仕組まれており、終えたあとの余韻、考察なども捗る「ちゃんとノベルゲーム」になっている。流石Key。
ノベルゲームやったことないけど気になるなって方は最初に手を出してみるのもアリなのではないかと私は思う。
あなたもこのゲームを通して、本当の宝物を見つけてみてはいかがだろうか。
最後に
一度見返してみると最初の作品と最後の作品で文章書いてる人間変わった?ってレベルで文の書き方変わってて自分で笑いました。文章書くの下手くそすぎる。
今回は10本紹介しましたが、まだプレイしてないけど購入してあるゲームはたくさんあるのでまたプレイ済みゲームが増えてきたらこういう記事を書くかもしれません。元気があれば。頑張れ、俺。
結局作品の良さとかここがオススメ!とかマジで一切紹介出来てない気がしますがまぁいいでしょう。全部買ってプレイしてくれ(最低)。
長々と書いても「そろそろ黙れ」との声が止まないので終わります。
またどこかで会いましょう。
あでぃおす。
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