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「るか」の最期 (2)

2023.5.30
元気(先代😺)の命日。その日は、るかの様子が今までとは違った。それまで時折行ってた洗面所・浴室に行くこともなくなっていたのだが、突如として行きたがる。3kg切るか切らないかまで体重も落ちていた&食べれない・水も飲めないでフラつきながら移動するようになりながらもやたら行きたがるのだ。

もしかして元気の命日をXdayにするつもりなの?と思えるものだった。それから毎日夕刻になると、そのまま逝くの?と思える状態。そしてそれは“その日”の前日まで続いた。

2023.6.1
夕刻。
トイレに行って用(💩)をたし、トイレを出て
フラつきながら約3mほど離れたところに置いた
マットの上に崩れるように倒れた。

こんな風に…


“もしかしたら、このまま逝くかもしれない”そう思い見守るも(というかもう見守ることしか出来ない)なんとなく“今日じゃない”と感じその場を離れようとしたところ、フラフラと歩き出し近くに置いた上部を外したキャリーに入り、頭をコーナーに打つけ倒れるように横になる💦 また頭を打つかもしれないのでタオルを周りにぐるっと配し寝かせた。

ひなたは居ないけど“危篤の知らせでかけつけた親族”っぽい絵(軽く加工)。

そしてその夜は、また「何かあったら知らせてね」とゆめとひなたにお願いし床に就いた。

2023.6.2
翌朝、どうやらそのままキャリーで一夜を過ごしたらしい。昨晩の様子からおそらく『今日』あたりではないかと、その日は朝からダイニングテーブルで事務仕事をしながら時々様子を窺いながら過ごした。
ちょうど正午に差し掛かろうとした頃、ふと異変を感じるかの元へ。呼吸がいつもはと違い、ゆっくり大きなものに変わっていた。5/30から夕刻になると“もしや”と思う日々が続いていてその度に不安を抱えその場に立ち会っていたが、いざその刻(とき)を前するとむしろ落ち着いてそれを受けとめることができ、不思議な気分であった。 
“(ワタシの)腕の中から旅立たせたい”と言っていたが、ほぼ身体から魂が抜けぐったりしてる身体をわざわざ抱き抱えるのはなんか違う、そのまま看取る方がしっくりくると、そのまんま看取ることにした。時間にしてどれぐらいだったろう数分、荒い(という表現があってるのかわからないが)大きな呼吸が徐々に小さいそれに変わり気付くと呼吸が止まったように思えたが、目視でまだ心臓の鼓動を感じ聴診器(るかを迎えてそんなに経たない時に購入した)を当ててみるが(素人だし💦)拍動が拾えない…。結局、いつその動きを停めたのかよく分からなかった😢 なので正確な時間は不明だが、2023.6.2正午を少し回った時、るかはそのニャン生の幕を引いた。
それはそれはキレイに枯れるような最期だった😢