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来週の見通し(テクニカル)

こんばんは、アトレです。これまでちゃんと言ってこなかったですがティコさんと一緒に書いておりまして、彼の考え方を取り入れながらの執筆となっています。

今日は日曜なので、テクニカルパートの説明を行いまして、明日にはファンダメンタルズの説明を行います。
先週の投稿を参考用に置いておきます、下落ストーリーの箇所はいいセン行っていました。
7/30 来週の展望(テクニカル)|アトレ (note.com)

ナスダックについては、先週の値動きがティッカーUS100のチャートが最もテクニカル的に綺麗に反応しており、こちらを採用しております。

先週までエリオット波動5波が発生し、上昇ストーリーを本命視していましたが、8/7週については下落の流れを本命としながら、反発上昇はサブストーリーへと考えを変えております

そう考える理由についてご説明します。
①週足で大きなダブルトップをつけ、先週説明通りの天井圏プライスアクション
②週足でMACDがデッドクロス間近
③2022年から数えて下落相場と上昇相場の日数が揃い、転換示唆

今回は、大局としてこれまでの強い強い上昇相場が明確に勢いを無くし、まだ反転のチャンスを残すものの、下落のサインも強めだという事を説明します。

いきなり③に飛びますが、2021年11月22日に相場が天井を迎え、12/27から明確に下げ始めてから約10か月の下落相場を終え、現在は上昇相場の最中ですが、正に上昇相場が始まって丁度10か月が経とうとしており、下落と上昇期間、並びにその間の株価の数値も同等になっております。シンプルに言えばここから下落すれば美しい対照的なチャートが出来上がりつつあります。Hanaさんもよく言われるように、相場はいつも美しい形を描きます

赤矢印と緑矢印の期間は同じ

②そして、現在の週足MACDがこちら。23年以降では最もヒストグラムが下がってきており、デッドクロスする可能性が出てきている。但し、MACDは週足基準で投資判断するにはエントリーがかなり遅れるので指針程度としながら、日足をチェックします。

以下の日足MACDを見ると、赤丸の箇所は日足でMACDがデッドクロスしながらチャートは上に行っていることが分かります。つまり、上昇相場が強すぎてMACDが下がってもチャートはダマシのように上昇した局面があります。これはできれば避けたいところです

日足のチャートとMACD

以下は3日足チャート。遅い週足とダマシの多い日足の中間を取ったもの。
これを見ると2023年になって初めてデッドクロスを決めており、非常に強かった環境に変化が起きた事がテクニカル的に把握する事ができる

3日足チャートとMACD

①プライスアクションについては、先週触れた通り、週足の終わり方が非常に大事とお伝えしてきました。ご覧の通り、相場の山が下落開始する際、大陰線をきっかけにしてきた事が分かります。先週の陰線も過去の物と比べて相似性があり、相場転換のきっかけになり得ます

週足チャート

更に細かく、日足で見るとこのように大きめのダブルトップをつけており、青の矢印地点で反発に合いながらもトレンドライン下限の赤線14200付近(NQ1!で14270くらい)を目指す展開が起きそうな印象を受けます。ただ、その前の14920(NQ1!で14990)、14690(NQ1!で14760)辺りの関門もあり、簡単には下落しない抵抗もありそうです。

US100日足チャート


次に4時間足で見ます。
オレンジのトレンドラインを割れて、緑トレンドライン反発があっても全くおかしくないゾーンです。現在の価格で再上昇できれば、レジサポ転換となり、15280が固いサポートラインに変化しそうです。ただし、金曜の最後の大きな下げで相場を終えている事がセンチメントを悪くさせています。下髭なく終えており、市場参加者の目線が来週は下落だよねで一致しそうなアクションだった為に、果たしてここでチャートが踏ん張れるかがポイントです。GAFAM決算が終わり、次の材料はCPIとなります。今回は原油が大きく上げており、金利の下落を期待するのはやや難しいかと考えております。


次に移動平均線を見てみます。
私が着目したのは4時間足です。オレンジ線(75EMA)でこれまで反発したが、白丸を見ると逆にオレンジ線で下落となっており、環境変化が窺えます。加えて赤丸の通り、紫(200SMA)は未だ抵抗として機能しており、ここからの反発がまだ可能性が残っています。
但し、移動平均線が徐々に下向きになってきているのは要注意です。特に緑(50EMA)が紫(200EMA)を下回る時が最も注意です。2023年は1月20日緑が紫をゴールデンクロスして以降、一度も割っておらず、もし割ってくることがあれば大きめの調整となりそうです。

4時間足

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