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7/30 来週の展望(テクニカル)

こんばんはアトレです。今日は日曜日なので先週に続いてテクニカルについて展望をお伝えしたいと思います。
私のレポートは初心者~中級者にこそ読んで欲しいと思ってまして、さほど難しい事はやっていませんし、Hana塾を主体とした王道なテクニカルでお送りいたします。
明日にはファンダメンタルズの観点からお伝えしますので、そちらもご期待くださいね。

先週のレポートの中で、ナスダック100(ティッカーはNQ1!を使用)のエリオット波動の3波の上限から調整(下落)の4波、そして再上昇の5波について触れましたが、流れ的には合っておりました。
*正直当たってほっとしております(笑)
7/23 来週の展望(テクニカル☺)|アトレ (note.com)

以下は7/23レポート記載時のチャートです。4波が緑のトレンドラインで弾いて5波のスタートを想定しておりました。

tradingviewから画像引用(先週7/25作成の画像)

そして、以下が実際の先週末までのチャート。緑のトレンドラインの色をオレンジのチャネルに変更していますが、ドンピシャであることがお分かりになりますでしょうか?

7/28時点でのチャート

こうなると、次に意識される事はこんな感じです。
<上昇するストーリー>
①チャネルが意識され、オレンジチャネルの上限を目指す可能性
②3波と5波が同等の伸び、或いはそれに近い上昇をする可能性
③先週木曜の大きな上髭による下落を大陽線で否定(上昇強い)
 2日分の陰線を一発で否定でしており、上昇の勢いあり。

<下落するストーリー>
①下図の丸の通り、意識される抵抗帯で金曜の上昇が止まっており、一旦の利確売りを誘いやすい形。
②青線の下落トレンドラインで上昇ストップ、この壁を越えられず。ショートエントリーする場合、逆指値が浅くおける絶好のポイント。
③仮に下落する場合、ダブルトップと見なされやすい形になる。
④日足のMACDはまだデッドクロスしたままであり、潮目はまだ強い上昇に転換していない


4時間足

そして以下はナスダック100のRSI。白のトレンドラインを下に割ると調整を招きやすく、且つ70を超えると調整を招きやすいが、上手く休憩しながら高い位置をキープ。ここから再び75までの上昇加熱を目指してもおかしくはない形。

RSI(日足)のチャート

来週大事な事は月曜に7月の月足が確定すること。月足が例えば上髭なしで終えるようなら強い上昇を示唆し、仮に陰線やコマ足になるならここで上昇が止まる事が示唆されます。そして、以下の月足チャートの通り、白丸のエリアは何度も弾かれたラインであり、月足の実体がこのラインを超えるかどうかがかなり大事です。実体が超えるという事は、抵抗帯としての役割を終えるに等しいからです。
*但し、同じナスダック100でもUS100(先物)やNDX(現物)のチャートでは既にこのラインは超えており、意識される度合いは低いかもしれません。

ナスダック100(NQ1!)の月足

次に週足です。白丸を付けたところを見ると、2週連続で上髭、或いは下髭を出した場面で相場の展開が反転しているのが分かります。シンプルに今のような上昇相場の時には週足で上髭を連発したら下落開始しやすいという事が予想できます。これで見ると先週の週足は上髭はほぼ無し。
ここで見るべきは、来週の週足の確定の仕方です。
①16000を超えて陽線維持→反転下落はまだかも
②16000付近で上髭→16000が抵抗帯と見なされ落ちやすくなる

週足

デイトレ用に下位足での分析。4時間足。
上昇の場合は、青の下落トレンドラインを超えたら上を狙う
下落の場合は関門が多く、オレンジ線、紫線で各々止まりやすく、下落の方が材料が必要になるようなチャート形状。オレンジ線を割ると一定の下向き圧力がかかりそう(ダブルトップのネックライン割れ)。


おまけでSOXX分析
日足、現在2021年の最高値付近の抵抗帯に入っているところ。
また、白の枠の通り、2021年の秋と形が酷似してきた。このままレンジ相場に移行した場合、直前で急上昇していた分が一気に吐き戻されてもおかしくなく、警戒も必要な場面。明日ファンダメンタルズでこの辺は語ります。

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