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eBay初心者と上級者の違い?知らないと損する4つのメリット

こんにちは、eBay輸出コンサルタントの荒井智代です。

noteを始めて、かれこれ1年が経ちましたね。このnoteではどこよりも詳しく有益なeBay情報をお伝えしていきました。読者さんによりeBayで活躍してもらうための王道な売上UPノウハウ、eBayの人気カテゴリー、購買率を高めるためのおすすめツールなどをご紹介しています。

記事を読んでもらえば、ebayの実践的な知識をどんどん吸収してもらうことができるのが私のnoteです。

これまでもeBayが他の物販よりも優位性があることについて深くお伝えしてきましたが、今回は、多くの物販プレイヤーが見落としているeBayの隠れたメリットについてご紹介していきます。

メリット1:eBay輸出は消費税還付の対象

eBay輸出の消費税還付とは、海外で取引する場合、消費税の徴取が行われないことを言いいます。日本の法律では、日本から販売したものでも海外(外国)で消費されるものには課税しない、ということになっているため、税率上から海外の消費税を徴収することができないことから消費税が還付される仕組みになっています。

つまり、eBay輸出のような海外向けに事業をされている方の多くは国内から商品を仕入れて、その商品代金を消費税込みで支払うことから、この消費税を返金してもらえる、ということです。

また、eBayに使ったお金全部が対象になるので、輸出事業でかかった経費は、基本的にすべて還付対象になります。

たとえば、

・仕入れ費用
・仕入れで発生した交通費
・梱包資材の購入コスト
・外注費
・eBayで支払った手数料

などの諸経費です。

eBay輸出で消費税還付でもらえる金額は、支払った費用の10%になります。消費税率が10%の場合、eBay輸出で発生した経費が200万円だった場合、20万円が還付金として返金される形です。

これらのことからeBay輸出に取り組んでいるセラーは消費税還付の対象なので、国内物販に比べておすすめです。

メリット2:ドル資産が保有できる

eBayは、アメリカ市場を主要なターゲットとして事業を展開してきました。そのため、eBayの取引通貨はアメリカドル(USD)です。そのため、eBayを利用する国際的な売り手や買い手は、ドルに関連する取引を頻繁に行うことになります。

eBayのセラーは、Payoneerという外貨取引サービスを使用して、売上をドルとして受け取ります。これにより、セラーは取引から得たドルをそのままドルとして保持したり、他の通貨に変換したりすることが可能です。

ドルを保有するメリットは以下の通り。

為替リスクのヘッジ:

通貨の価値は常に変動します。ドルと他の通貨の間での為替変動によって、資産の価値が増減するリスクがあります。ドル資産を保有することで、そのリスクからある程度の保護を受けることができます。

多様な投資機会:

ドルは世界の主要な予備通貨であり、多くの国際的な投資機会がドル建てで提供されています。ドル資産を保有していると、これらの機会を利用するのが容易になります。

経済的安定:

アメリカ経済は、その大きさと安定性から、多くの投資家やビジネスオーナーにとって魅力的です。ドル資産を持つことで、アメリカ経済の安定性を利用することができます。

基本的には運営資金の為に定期的に日本円口座に出金する必要はありますが、同時にドル口座を設けておくことでebayからの入金の一部をドルとして貯蓄していくことができます。

メリット3:他の物販に比べて販売機会がケタ違いに多い

日本の消費者を対象とした国内の販売に比べ、eBayは全世界の人たちが顧客となりますので、その市場の大きさは国内とは比較にならないほどです。EコマースのプラットフォームではAmazonが主流となっていますが、eBayは越境EC(輸出入)に強いプラットフォームとして知られています。

2022年のメルカリのアクティブユーザー数は約2260万人ですが、eBayのユーザー数は1.34億人で、約5倍以上も多いことから世界中の商品を購入することができ、売り手は世界中の消費者にアクセスすることができるので、他の物販よりも販売機会が多いことが特徴です。

消費者の数が多いというのは大きなメリットの一つですが、同時に、日本の需要だけでなく「多様な商品への需要」も高まっていますので、それも大きなメリットと言えます。

たとえば、日本では小売店やAmazon、メルカリなどでたくさんの商品が売られていますが、海外では手に入りにくい商品も多いです。特に、日本はアニメや漫画、家電、自動車メーカーなど、「日本特有の産業」が発展していますので、国内ではあまり価値を見出せない商品でも、eBayでは利益を上げる可能性が高くなります。

メリット4:eBayの桁違いに圧倒的な販売網

eBayとAmazonの間での最大の違いの一つは、その国際的なリーチとアクセス方法があります。Amazonは各国に独自のマーケットプレイスを持ち、商品を国際的に販売したい場合は、各国のマーケットプレイスに個別にリスティングすることが必要です。一方、eBayは一つのアカウントで世界190カ国の消費者に直接商品を販売できる統合されたプラットフォームを提供しています。

この統合プラットフォームを活用することで、以下のような利点があります。

季節性の利用:

夏の商品は北半球での夏が終わった後、南半球で販売することができ、この逆のパターンもあります。これにより、在庫の回転率を向上させ、利益率を高めることができます。

未開拓市場へのアクセス:

まだeBay以外のマーケットプレイスが浸透していない国や地域にもアクセスできるため、ブルーオーシャンの市場を狙うことができます。これは新しい顧客層の獲得やブランドの認知度向上に繋がります。

即時の市場調査:

世界中での販売データをもとに、どの国や地域で商品が特に人気があるのか、または価格設定の最適化などの分析が即座に行えます。

eBayは、アメリカやヨーロッパなどの多くの国で高い認知度を持っていますが、日本ではその存在がまだ主流とは言えません。具体的な日本のアクティブユーザー数は非公表ですが、推定で約7,000人程度とされています。この数字の背景には、日本独自のオンラインマーケットプレイスが多数存在することや、eBayの日本向けのマーケティング活動が限定的であることが挙げられます。

しかし、この状況は大きなチャンスを意味しています。例として、世界的に人気のあるポケモンカードを考えると、eBayでの日本人セラーの販売シェアはわずか10%です。これは、国際的な市場での競争がまだ十分でないことを示しており、日本のセラーにはeBayを利用したビジネスの拡大の余地が大いにあります。

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eBayのビジネスモデルと国際的な取引の性質により、ドル資産の保有はそのユーザーにとって重要なメリットになることを理解してもらえたと思います。これからもこのnoteでしか学べないeBay情報をお伝えしていきますので、次回もお楽しみに。

youtubeもやってます!ぜひ遊びにきてくださいね。

追伸:

さらにebayについて学習したい人はこちらの記事もオススメです。


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