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知らないと損をするeBay機能を公認コンサルタントが解説してみた!

こんにちは、
eBay輸出コンサルタントの
荒井智代です。

年末商戦も終わり、
今年最大の行事をやりきれました。

2022年もたくさんの
反省点がありましたが、

それと同時に改善点も多く見つかり
売上UPの施策の精度も
かなり磨かれていったと思っています。

とくに私が指導している生徒さんで
「eBayの機能を活用しきれなかった」
と、おっしゃる人もいました。

実は、売上UPに有効な機能が
eBayに備わっている
って
読者さんは知っていましたか?

活用するだけで商品が
売れやすくなる機能が
3つもあるんです。

今回は、
「eBayで売上を倍増させる3つの機能」
についてお伝えしていきます。

eBayで活動するのであれば
必ず知っておかないと大損してしまう

そんな超重要な機能になっていますので
売上が頭打ちになっている人は、
このまま読み進めてください。


1:eBayで売上が倍増する3つ機能とは

eBayでは、
商品の販促を行いやすいように
3つの機能が実装されています。

1:Best Offer

セラーが出品した商品の割引交渉を
バイヤーに許可することを言います。

Best Offer

Best Offerを設定することで
商品ページに「Make Offer」が表示され、
バイヤーからの値下げ交渉が
できるようになります。

セラーが「Best offer」の
設定をONにしておくと、

バイヤーがMake offerから
価格交渉できる、という流れです。

バイヤーからオファーされた価格に、
セラーが同意することで
即落札される仕組みです。

オファー機能を設定することで
商品が売れるチャンスが
増えていきます。

もし、オファーされた金額に
セラーが同意できない場合は、

2日の期限内で3回まで交渉できるので
利益が減りすぎない程度で
対応するようにしてきましょう。

2:Send Offer

セラーからバイヤーに送るオファー。eBayが選定した、商品に興味を持っているバイヤーに対して直接値下げ交渉ができる機能のことを言います。

Send Offer

Best Offerのように
バイヤーからセラーに
値下げ交渉ができる仕組みがありますが、

バイヤーさんの中には、
自分から価格交渉をすることが

「面倒くさい」
「手間」

だと感じている人もいます。

売上のチャンスを無くさないためにも
このSend Offerが効果的です。

値下げ交渉をしてこないバイヤーに対して、
セラー側から積極的に
アプローチしていけます。

3:Promoted Listings Standard

出品商品の販売促進にいくら広告費用をかけるのかを設定して、購入された場合にのみ広告費が発生する、成果報酬型広告のことを言います。

Promoted Listings Standard

eBayでは広告のことを
「キャンペーン」と呼びます。

キャンペーンを行うメリットは、

・商品の露出が向上する
・広告の支払いは商品が売れた時のみ
・成果をモニタリングできる

主にこの3つです。

商品を出品して「売れるまで待つ」
という受けの姿勢にならずに済むのが
このPLSのメリットになります。

2:Best Offerの使い方と活用方法

Best offerをONにしておくと、
SEOでは有利になります。

eBayはBest offerをONに
することを推奨しています。

しかし、
いわゆる「価格交渉受けます」
という状態なので、

安売りをしない方が良い商品には
私は向かないと思っています。

たとえば、割とレアなカメラであったり、
商品価値が高いものは、

・価格交渉せずに高く売る
・高くても欲しい人がいる

のでBest offerは使わないなど、
臨機応変な使い方が良いです。

逆に、誰も出品していなくて、
どれくらいの価格で売ったら
良いかわからないような商品は、

あえて高い値段で出品しておいて、
Best offerをオンにして、

「バイヤーがどれくらいの
 価格で交渉してくるか」

を探ることもできるので
オススメです。

中にはあり得ないくらい低い金額の
オファーをしてくるバイヤーもいます。

それに対して怒ったり
ガッカリしたりするセラーもいますが、

まずは興味を持って
オファーしてくれたことに感謝。

そして、売値を決めるのはセラーなので
「ここまでは下げられるけど
 これ以上は無理です」

と明確な態度で対応すれば良いだけ。

カウンターオファーという
セラー側から改めて価格を提示できる
機能もあるので、

そこで交渉して成立したら良いし
成立しなくても現状維持ですから
悪くなることはありません。

ポジティブに捉えるべきです。

あまりにオファーが多い場合は、

・自動で却下する金額、
・自動でオファー受ける金額

も設定できるので
上手に活用していきましょう。

3:Send Offerの使い方と活用方法

eBayが選定したその商品に
興味があるバイヤーに、

48時間限定のセール販売を
持ち掛けられます。

いわゆる見込み客への
売り込みができるということで、
5%以上の値引きが可能なら
ぜひ使うべきです。

購買に繋がる
非常に効果が高いツールで、
Send Offerから売れることも
私は結構多いです。

しかし、5%以上の
値引きする必要があるので、

最初からそれを見越して
価格を設定しておくのも作戦です。

ただ、高く設定しすぎると
興味も持ってもらえないので、
そこをバランスよく調整できると良いです。

よく、Send offerしているのに
買ってくれないと嘆くセラーがいますが

「買ってくれなくても
 現状維持で悪くならない」

「オファーを出して
 購入されれば売上アップ」の
リスクがない機能なので、

買ってくれないと「ない」ことに
フォーカスせずに

買ってくれるかも!と
ワクワクしながらオファーを出すのが、

嘘のようで本当に
うまくいくポイントです。

4:Promoted Listings Standardの使い方と活用方法


一番手軽に使えるのが、
このPLS(Standard Promoted Listings)です。

最低設定%が2%に上がりましたが、
活用すればインプレッションの数値は、

2倍以上変わることが多いので
全商品に対して使うべきです。

露出を増やせば増やすほど、
購入される確率も上がりますが、

その分、広告費もかかっているので
当然利益は減ることになります。

PLの%をどんどん上げ続けると
露出だけ増えていきますが、
利益がガクッと減ってしまいます。

その分、価格が下げられない、となると、
購買にはつながらなくなってしまうので

ほどほどのPLをかけつつ、
露出を増やしていきます。

それ以上に価格に余裕があるならば、
バイヤーに直接メリットのある
価格を下げることも
検討してみてはいかがでしょうか?

売上を最大化するためには
これらをバランスを
調整することがポイントです。

5:eBayで3つの機能を活用する時の3つの注意点

eBayの3つの機能を活用する時には
次の3つの注意点を
頭に入れておいてください。

1:必ず利益が出るのを確認する
2:赤字の場合は断るか再交渉する
3:バイヤーの評価を見極めてから同意する

改めて説明すると、
オファーは、バイヤーが希望金額まで
値下げの希望ができるサービスです。

オファーを承認すると
提示された価格で落札されるので、

セラーが本来獲得するはずの
利益が削られていきます。

なので、オファーが届くたびに
利益額の計算をすることが必要です。

中には赤字になるオファーもあるので
そこはしっかりと断る、
もしくは再交渉していきましょう。

そして、セラーの利益を守るためにも
オファーしてきたバイヤーの評価数は
必ずチェックしておくことをオススメします。

・評価数が少ない
・低評価が多い
・評価の内容が悪い

など、事前にバイヤーの
評価を調べておくことで、
未然にトラブルを防ぐことができます。

セラーとのトラブルが多い
要注意バイヤーは、購入制限をかけたり
することもできるので、

そちらも活用していきましょう。

追伸:

youtubeもやってます!

eBayの最新事例も公開していますので
ぜひ遊びにきてくださいね!

イーベイ・ジャパン公式twitterに
記事が紹介されました!


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