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世界のゴルフ動向 その12


1.ナップとタイガーの深い”繋がり”

 先週のメキシコオープンでPGAツアー初優勝を挙げた、ツアールーキーのジェイク・ナップ。
 実は少年時代(11歳)にこんなことがありました。
 2006年の世界ゴルフ選手権、アクセンチュア・マッチプレーの1回戦でタイガー・ウッズとスティーブン・エイムス(カナダ)が対戦。
 このときはタイガーはショットパットとも絶好調で、エイムスに全くつけ入る隙も与えずに9&8(8H残してタイガーの9UP)で快勝しました。
 そのとき当時のキャディだった、スティーブ・ウィリアムスからナップ少年にタイガーの使っていたボールをプレゼント。これがゴルフの道に進むきっかけとなりました。
 今度タイガーに会う機会があれば、このことについて話すのは想像に難くありません。

2.クリスト・ランプレクト、PGAユニバーシティランク1位に

 ジョージア工科大4年のクリスト・ランプレクトが、先日行われた大学の大会で好成績を収めたことにより、PGAツアーユニバーシティランク及び世界アマチュアランク1位に返り咲くことが明らかになりました。
 スタンフォード大のマイケル・トルビョンセンとの激しいつばぜり合いになっている両ランキング、5月末(卒業)時点でのユニバーシティランクが1位の選手には、今年の6月から1年半の間、PGAツアーカードが与えられます。
 デットヒートを制し、ツアーカードを手に入れるのはどちらでしょうか?
 ちなみにランプレクトは、昨年の全英アマチュア選手権の優勝者で、今年のマスターズ出場を決めています。

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