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世界のゴルフ動向 その3


1.ローリー・マキロイ、今年初優勝

 DPワールドツアーのロレックスシリーズ第1戦、ヒーロードバイデザートクラシックで、マキロイがトータル14アンダー2位メロンクに1打差をつけ、今季初優勝。大会連覇と合わせて、本大会4勝目となりました。
 DPワールドツアー通算17勝目です。
 2009年、自身のDPワールドツアー初優勝の地でもあるドバイで幸先のいいスタートを切れたマキロイ。来月からはPGAツアーで戦い、一番の目標でもあるキャリアグランドスラムをかけて、3か月後に迫るマスターズに臨みます。

2.ダンラップ、今週は”棄権”

「私はファーマーズ・インシュアランス・オープンを棄権することにしました。私はアラバマ州の自宅に戻り、家族、友人、チームメイトと一緒に過ごすつもりです。このような機会を与えてくれたファーマーズ・インシュアランスとアメリカン・エキスプレスに感謝します。」

 一躍時の人になったニック・ダンラップ。
 本来ならば、今週行われるファーマーズインシュランスオープンに、主催者推薦で出場する予定でしたが、一旦自宅に戻って家族や大学の先生並びにチームメートと一緒に、今後の身の振り方について話し合いを行うということで大会を棄権することになりました。
 ダンラップ、いや親戚と関係者、そしてファンにとっても今後の進路はとても気になるところです。
 自身のいい決断を期待します。

3.ファーマーズインシュランスオープン、マンデートーナメントに”あの人”が

 さてそのファーマーズインシュランスオープンで、月曜日に本戦に出場できる4人を決めるマンデートーナメントが開催されますが、その中にあの人の名がありました。

 ”Shigetoshi Hasegawa”、野球ファンならピンと来る人がいるでしょう。
 そうです、”あの”長谷川滋利さんです。

 立命館大学からオリックス・ブルーウェーブ(当時)に、90年のドラフト1位指名で入団したピッチャーです。
 91年には新人王に輝き、95年にはリーグ優勝。そして96年に日本一を経験しました。
 翌97年にアナハイム・エンゼルス(当時)に金銭トレードで移籍、日本人4人目のメジャーリーガーになりました。
 02年にマリナーズへ移籍、再びイチローとチームメートになり、06年現役を引退しました。
 その後メジャーリーグの解説を経て、16年にオリックス・バファローズチームシニアディレクターに就任。そして19年からプロゴルフファー活動も始めました。
 その一環で今大会のマンデートーナメント出場権を勝ち取り、今に至っています。

 ただ月曜日の天候が思わしくなかったため、競技は火曜日に順延されましたが、今週はNFLプレーオフ決勝が日曜に行われるため、初日が水曜で最終日が土曜という変則日程で開催されます。
 よって”チュースデー”トーナメントを勝ち抜いたら、即本戦という強行軍になりました。 

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