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ピッチに挑戦したことで見えた世界 ~ATOTSUGI Boot Camp~

本記事は2023年8月4日に開催されたピッチイベント「~成長支援型ピッチ~ATOTSUGI Boot Camp (以後、ABC)」の参加者2名に対するインタビュー記事です。



ピッチ挑戦の舞台裏


タイロン:ますは簡単に自己紹介をお願いします。
 
灘さん:株式会社ナダヤの代表取締役の灘瑛一郎です。革製品の製造、卸、販売をしており、主にお財布、名刺入れ、バッグなどを取り扱っています。


河西さん:有限会社河西鉄工所の河西右登です。鉄、ステンレス、アルミの板金加工や、鋼材の加工を行う10名程度の町工場の専務取締役をしております。本日よろしくお願いします


タイロン:今回のABCになぜチャレンジしようと思ったのですか?
 
灘さん:大きく3つあります。シンプルに今までピッチの経験がなかったので挑戦することでスキルアップしたかったのと、自分が今やりたいと思っている事業を客観的に評価してもらいたかったからです。あとは新しい出会いを通じて、自社を多くの人に知ってもらって事業の拡大に繋げていきたいなと思って、エントリーしました。
 
タイロン:チャレンジしたことは社内の方には言っていましたか?
 
灘さん:いや言っていなかったです。自分の独断で参加を決めました。

(ABCキックオフイベント)

タイロン:河西さんはどうですか。
 
河西さん:私も3つ理由があります。1つ目はノリです笑 見た瞬間に直感で応募しなきゃと思いました。2つ目は新規事業を今年中にどうしても立ち上げたいと思っていたからです。
 
タイロン:なぜ今年中に立ち上げたかったのですか?
 
河西さん:アトツギファーストで出会った方と「0→1会」というチームを組んでいて、その中で1年以内に新規事業を立ち上げようと話していました。
 

(アトツギファースト「0→1会」)


タイロン:素晴らしいですね。3つ目の理由は?
 
河西さん:3つ目はアトツギの仲間作りです。シンプルに切磋琢磨できる仲間が欲しかったというのが一番大きな理由かもしれないです。

(ABCプログラム)


今までにない新しい視点とは


タイロン
:3ヶ月のプログラムの中で一番印象深かったものは何ですか。
 
灘さん:一番最後のメンタリングです。やはり第一線で活躍されているメンターの方と1on1できる機会は今までなかったので良い機会でした。
 
特に、自分は普段から早口だという自覚があったのですが、メンターから、相対的には早口かもしれないけど聞いている側としては早口だと感じなかったし、伝わりづらいとかも無いから自信を持って欲しいという言葉を頂いて、ピッチ本番もすんなり臨めました。

 
河西さん:私はオカビズ秋元さんの半日の講座が一番印象に残っています。秋元さんの実例や切り口は本当に勉強になりました。また私はよくアトツギ関係なく、自分で起業されている方などと事業案の壁打ちをやったりしているのですが、秋元さんの講座以降、以前だったら出てこなかった発想が出てくるようになった感覚があります。
 
灘さん:私も秋元さんから本屋に行くのがオススメという話があったので、あの講座以来、空き時間などで本屋に行く回数が激増しましたね笑
 

(秋元さん講座)

苦楽を共にしたアトツギ仲間との関係性


タイロン
:ABCのピッチ本番は緊張しましたか。
 
灘さん:新幹線で東京に向かっている時は緊張していたのですが、会場着いてみると3ヶ月間苦楽を共にした参加者とやっと会うことができて、気持ちもスッと落ち着きましたね。なので本番はあまり緊張しなかったです。

あとはピッチなので一応競争なのですが、ライバルというより一緒に事業化を進めていく仲間感をとても感じたのがとても印象に残っています。

河西さん:私も灘さんと同じで、緊張はもちろんしたのですが、それ以上にとても暖かい空気感を感じました。実は他参加者2名と事前にカフェに行ってプレゼンの練習をしたのですが、普通のピッチ大会だとあまり無いことですよね?!

あとはピッチが終わった後に審査員の方と飲みにいったのですが、通常のピッチコンテストは勝ち負けがつくので、終わった後は絶対ギスギスしたりするけど、こんな雰囲気ははじめてだった、というのを聞きました。

なので改めてこういった雰囲気をつくってくださったアトツギファーストの事務局さんには感謝したいです。

タイロン:本当にありがとうございます!!

タイロン:それでは最後に今後の目標を教えてください。
 
灘さん:クラウドファンディングきっかけにしながら、まずは1億規模の事業に育てていきたいなと思っています。今回ありがたいことにピッチで優勝することができたので自信を持って取り組んでいきたいです。
 
河西さん:私の会社はまだまだ人数も少なくて、急拡大していくようなモデルは組みづらいので、一つの製品あたりの単価が大きい自社製品を着実につくって展開していきたいなと思っています。
 
タイロン:力強いメッセージありがとうございした!


<おまけ>

本ピッチイベントの主催であるアトツギファーストが企画するビッグイベント【AVS(Atotsugi Venture Summit)】が11/25に東京にて開催することが決定しました!!

年2回色んなメンバーがリアルで集まれる、アトツギによるアトツギのためのリアルカンファレンスであり、今回は"ハードシングス"をコンセプトにドロドロのテーマを集めています!他のイベントでは絶対に聞くことができないマル秘話をお楽しみいただけると思いますのでぜひ以下のリンクよりチェックしてみてください。

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