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第21回:どこからがわがまま?障害者枠で働く上で「許される」境界線とは

こんにちは、あとさけ@双極Ⅱ型正社員です。また資格試験を受けていて投稿に間が開いてしまいました。無事合格できたので再開です!

前回までの宅建取得にまつわるエピソードとは異なり、今回は4月から異動した部署でのお話をしていきたいと思います。

異動先の人事総務はニコニコ穏やかな部長を筆頭に、皆さん人間関係も卒なくこなすタイプの優秀な人揃いでした。

3月までの戦場のような営業現場とは全く異なる雰囲気にほっとしたのもつかの間、その部ならではの”しんどさ”があることがすぐにわかりました。

そもそも前任者から引き継ぎもなく異動してきたため、初めての業務なのにいちいち調べたり前任者がいる部署まで聞きにいかないといけないということがまずストレスでした。

で、前任者も優秀だったため残された業務量はとんでもなく、新入りの私がもたもたしているとどんどん積みあがっていくという仕様でした。

わからない、聞けない、終わらない。
なのに周囲はすごいスピードで業務を終わらせていく(ように見える)。
この4年で積み上げてきたなけなしの自信がボロボロと崩れました。

結果、暴飲暴食と不眠で体調ボロボロに。先月は特にひどく、体中に湿疹が出てしまいました。今も眉間にニキビができて凹んでいます。

湿疹を見てくださった先生は「精神科に通ってると知ってるのに、こんな状態になっても仕事を減らしてくれないの?ひどい職場だね」と言いました。

思いやる言葉がうれしかった半面、「?」ともなりました。
職場に湿疹のことは伝えてはいるものの、仕事を減らしてほしいとは言っていなかったからです。

普通の人ならこれくらいの大変さは味わっている。でも「普通じゃない」私は?どこまでやってできなければ「できない」と言っていいのだろう?
「できない」といったとたんにこの先の昇進昇格がなくなるような気がして恐ろしいと思っているのも事実です。でも無理は効かない……。

悩みましたが、今は「体に聞く」「素直に伝える」を最優先にしています。
朝起きて「これは無理だ」と思ったら素直に休みを取る。
仕事量がキャパオーバーになりそうなときは(冗談めかしつつ)「無理だ」と上席に伝え、いつ頃なら受けられるか代替案を示す。
まだ自分の中で納得はできていませんが、ぼちぼち変えていっています。

異動先で「ちゃんとした人」という評価を受けたかったのですが、体に不調をきたしているのだから今の働き方は続けられないのです。多少がっかりされることが増えるとしても、周りの人と比べることなく7割8割で続けられるような働き方を選ばないとなーと思う次第です。

今回は障害者が「頑張れない」ということはわがままなのか?についてお話しました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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