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第13回:障害者は一般社員より"能力が低い"のか?

こんにちは、あとさけ@双極Ⅱ型正社員です。

この春、これまでの部署で私が導入・運用していた施策を全社に拡大するための新規チーム立ち上げメンバーに選ばれ、異動となりました。

これまでの取り組みが意外と評価されていたんだなぁ、ということで本当にうれしかったですね。入社時は「事務サポートかあ、コピーお茶くみかな」と思っていたことを考えると本当に感慨深いです……引き続きがんばらず、楽しんでいきたいと思います。

さて、前回は「職場でどのように振舞えばいいのか」と悩みすぎて優等生のふりをしていた=実は相手に容赦してほしい自分のための鎧だった、というお話をしました。


今回は冒頭の話題ともリンクしますが、障害者と一般社員には本当に能力差があるのか?というポイントについて私が経験したこと、考えたことを書いていきたいと思います。

「事務サポート」で入社したにも関わらず、配属先で「ウェブ担当ね」と言われた私の率直な感想は「にしたら給与安くね?」でした。コピーお茶くみで失敗しても容易にリカバリできるような業務が割り当てられるものと想像していたので。いやウェブ担って結構責任重いやん……知識はもちろん部署間の調整とかめっちゃ発生して板挟みになるやん……ストレス……。

何が言いたいかというと、事務サポートの給与で雇用した契約社員の事務員にウェブ担をやらせるようなことはしないのに、障害者になったとたん事務サポートの給与でウェブ担やらせるのはどういう了見だ、ということです。

つまり障害者ならばどんな能力があっても一律最低賃金でしか雇わないということ、障害者というだけで一般社員より劣る扱いで当たり前と企業側が思っているということ……いやー立場が弱い!!

能力に差なんてないですよ、健常者と障害者で。最初から当たり前のように足手まといだと思って扱うから、委縮して能力発揮できないだけです。当の障害者も「自分はそんなもんだよな」と洗脳されてしまいますしね。

そんなんでは皆さん障害者枠で就活しようと思わないですよね。なによりも自分の働きに見合ったお金ほしいし。

私も自分より仕事できない一般社員がへらへらしてるのを横目にシャカリキに働いていて「こいつより給料安いのか」と猛烈にむなしくなること、何度となくありましたよ。

"この会社が評価しているのは他と同じように「健康で」「残業ができて」「同じ働き方ができる」つまり定型的であるかどうか。採用枠の別に関係なく能力評価できない体質なのか……"って。でも辞めませんでした。


よろしい、ならば戦争だ。

この会社の文化もルールも私が変えてやる。

手始めに配属された部署からだ。見てろよ……!


で、冒頭に戻るわけです(笑)。具体的な体質改善にはまだまだこれからですが、障害者枠への腫物扱いはなくなりましたね。いい傾向です!

詳細はまた追って書いていきたいと思います。

今回は障害者と健常者で能力の差なんてない、ただ企業側で障害者をひとくくりにしていて各個人に適正な評価と給与が与えられてない、だから私は世界を変えようと思ったというお話をしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。








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