見出し画像

[就活]志望動機に差をつけるために

同じ業界で、同じ職種で就活しようと思うとどれも志望動機が似たり寄ったりになりますよね。

こんにちは、理系博士学生の花鶏です。
今回は志望動機を書くにあたって、就活で気を付けたことを書き起こしました。自己分析についてや、就活全体の話は以前のnoteに書いたのでそちらにどうぞ。

志望動機とは

志望動機は文字通り
その会社を志望する理由」です。
ほかでもない、その会社を就活生が志望する理由を聞きたがっているのです。

たとえば転職サイトでは志望動機に書くこととして以下のことを書かれています。

具体的な内容としては「①なぜこの会社を選んだのか」「②入社してどのようなことを実現したいのか」「③入社後、どのような活躍・貢献ができるのか」について簡潔に伝えること

RECRUIT AGENT : 志望動機の書き方と例文集

しかしながら志望理由の欄、100文字~200文字程度で書けというかなりシビアなことが多くありました。

そこでどう削っていくか?簡潔に表現するにはどうすればいいのか?と考えたとき
「②入社してどのようなことを実現したいのか」
「③入社後、どのような活躍・貢献ができるのか」
は、
別に書かなくてはいいのでは?
と思ったのです。

なぜならあくまで必要なのは志望理由なので。
企業側は就活生が企業で何をしたくて入ってきているかは関係ありません。
どのような活躍・貢献するかも正直入ってみないと分かりません。ある意味それは自身の強みなどの欄で書けばいいことです。

企業側にとっては”志望動機”は「就活生がなぜ自分の企業を選んだのか」を一番知りたい欄かと思います。

では「なぜその企業を選ぶのか?」
「条件が良いからに決まってるでしょ」
と答えたいところですが……さすがにそれは良い答えではありません。
簡潔にその企業でなければならない理由を説明する必要があります。

まずは細分化することから始めました。
志望動機を3つに分けるのです。

  1. なぜその業界を選んだのか

  2. なぜその職種を選んだのか

  3. なぜその企業を選んだのか

この3つの順番で説明することによって
その企業でなければならない理由はっきり言えるようになるのです。
さらに言えば、希望する業界と職種が同じであれば
1と2は毎回同じことを言うのみでした。とてもラクですね。

新卒生は仕事未経験なので
どの業界を選んでもどの職種を選んでもおかしくはありません。
しかしながらこの2点を絞ることによって40万以上ある会社(従業員10人以上いる企業)の中からうまくいけば数社~数十社程度まで絞ることができます。

業界、といってもたとえば製薬、食品、化学、など大きな区分に終わりません。なぜその業界を選ぶのかという理由が自分の中ではっきりしているならば、どんな製品を作る企業がいいのか、市場でどのような役割を果たす企業がいいのか、さらに細分化できるからです。

加えて、その企業に入ることができるならばどの職種でもいい、といった人はなかなかいないと思います。私も職種は研究職で固定したかったので、きっちり主張する必要がありました。一方で、研究職といっても幅広い。自分の望むような職がその企業にあるのかも、大事な判断基準でした。

最後に、絞られたその数社の中から「なぜ、その企業を選んだのか」。
それは自分自身が一番最初に「この企業は気になる・受けたい」と思った理由をメインに置いて書きました。ただ、「ウチの企業じゃなくて他社でもいいじゃん」と言われないために、できるだけ「〇〇の点において、御社が突出しているので」といった方向にもっていくようにはしていました。このことによって「ほかのどの企業でもなく御社が良いのです」という主張になります。

私の志望動機における各社での差の付け方は以上となります。
私は自分の「働くにあたって譲れない条件」である”就活の軸”がしっかり決まった段階で、志望動機がスラスラ書けるようになりました。
したがって、自己分析が完了していない場合は自己分析のほうに一度戻ることをお勧めします。

就活シリーズ、やる気が残っていればもう少し続けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?