塾デビュー
電話が鳴り響く。
トライやらナビ個別指導学院やら、個別指導塾からの電話だ。営業熱心なようで、資料請求してから30分以内ですぐに電話がきた。
そう
この春、息子は塾デビューすることになる。
理由は単純明快。テストが赤点だったからだ。勉強の仕方、勉強に使う時間は子ども任せにしてきた。ただし、成績を下げないことが条件で。成績上位にいったら好きなものを買ってやるとまで言っていたのに、物では釣れなかった息子。
中学1年最後のテストたちは悲惨な結果に終わった。
私が個別指導塾に連絡しているのを見て、いよいよ本人にも自覚が生まれたのか、隣の部屋で不貞腐れている。
部活で時間がないとか、クソとか、いかにも反抗期らしい反抗をしている。
私の知ったことではないが。
社会とは結果が全てなのだ。過程ももちろん考慮はするが、息子の場合は過程も褒められた物ではない。
母としても非常に残念だ。
子どもの自由な時間を奪うことになるし、お金もかかる。悲しい。
でも、ここは心を鬼にしなければ。強制が嫌なら、しっかり成績をあげることだ。
がんばれ息子。
母は不貞腐れてる息子にばかり構っていられないので、そろそろ夕飯を作ってきます。
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