見出し画像

面接が苦手な理由が分かってきた

HSPについての学びを深めていて、過去の自分の行動や感情を深く深く掘り下げる癖がついてきていた為、「あ、そういうことなのかも…」と気付く場面が増えてきた。

で、今回は今月初旬に受けた面接での自分の状況を、また振り返っていたのだが、私にとって重要な気付き💡があったので、忘れないように書き留めておくことにした。


面接開始から終了までの思考回路と心の状態

私は面接を受ける度に、ものすごーーーく落ち込んでしまう。
理由は「自分の本当に言いたいことが言葉になって出てこない事」
1つ目の質問は答えられても

何でなんだろう、と考える度に、今までの私が出していた結論は、
「今までの職歴では何も成果を残せていない」
「もともと好きな仕事でもなかったし、向上心すら湧かなかったからだ」
「体調も不安定で、他にも色々なことが重なっていたもんな」
=自分自身に自信がない
ということで納得していた。

でも、HSPの思考の深さを学んだ今の私がたどり着いた結論は違った!
【質問される→内容を理解する→言いたいことを整理→言葉に出す】
この順番の中に、もっと細かくあれこれと思考が巡っていたことに気が付いた!!しかも無意識^^;

実際はこんな感じ👇

①【面接会場に入ってから自己紹介の間】

・面接会場の雰囲気や面接官を観察、どんな形式で面接が行われるのか状況把握
・面接官との距離が遠いと全体を見られているという緊張感が増す
・それぞれの役職をまず理解(掲示物や名刺から)
・面接官の方各々の雰囲気を感じ取る(話しやすそうか、言葉を選ぶべきか)
・どのように進むのか、まず誰から質問がくるのか?
・自分の服装は場に適しているだろうか?

等、まずは環境に対しての状況把握を始め、心の平常を保つことに意識を傾けている。

②【質問される→内容を理解するまでの間】

・応募書類に書いていたけど、同じで良いのかな?もう少し詳しくいってもいいのかな?
・自分を理解してもらうためには、何をどのように伝えることが良いのだろう?
・予想外の質問だな、どういう意図があるんだろう?
・人となりを見るのか、働き方を見るのか、何を見るんだろう?
・私の理解はあっているのだろうか?
・あまり考える時間を使い過ぎると、予定時間をオーバーしかねないから、出来るだけ早く、そして簡潔にこたえたい!だったら、今は何を伝えるのが最適??

等と、一つのことに対して様々な疑問や思考が浮かび、また質問以外の余計なことにも意識が向き始め、事前にある程度質問を予測したり言いたいことをまとめていたにも関わらず、頭の中がごちゃつきだす。
この時点では頭が特に働いている。

③【言いたいことを整理→言葉に出すまでの間】

・今この場面で一番適した経験ってどれだろう?
・この話をして、意味があるだろうか?別な話でもいいかも。
・これなら話せる気がするけど、でもインパクトに欠ける気がする…
・これといった経験が出てこない…(下準備していてもこうなる)
・まとまらないけど、話ながらなんとかまとめよう…(;'∀')←焦りからの行動
・私の話していること、変じゃないかな?趣旨がずれてきてないかな?
・なんだか面接官の表情が固まってない??or反応が良い気がする!
・何となく見当違いなこと話してるよね、私…。←相手の表情から察する
・だめだ、話したいことがまとまらないぞ 涙
・とにかく上手くまとめなければ!!←自分に追い打ちをかけてしまう
・なんかしゃべりすぎて、変な空気になってないかな…←心配と不安
・今の質問は答えやすかった…ε-(´∀`*)ホッ←相手の表情や自分の心情的に

この時は、面接官の表情や場の空気感を敏感に感じ取りながら、何とか言葉として自分の意見を口に出していて、一つの受け応えの度に心労度が変化する。なので、心理的負荷が大きいような気がする。

ゆえに、質問されてから言葉に出すまでに、質問以外のことで思考を巡らせるということが起きていて、私の頭の中はもう散乱状態
そして、段々と場の空気感や面接官の表情などから入ってくる情報に意識が向くことで、緊張感が高まり思考が上手く働かず、心の平常がは持てなくなる場面が多い。

どんな面接なら自己表現できるのか?

私は、対話をすることで自分の意見や考えを整理することはできる。
初めて話す人でもそう。
そしてしっかり答えなければいけない状況ではない事も、自分を表現しやすい環境の一つ。

だから、カジュアル面談や事前の職場見学などでは、80%位は自分の言いたいことも言えるし、積極的に質問もできている気がする。
残りの20%は、この状況でここまで突っ込んではいけないのかも、あまり話し過ぎると変な人と思われるかも、等ど勝手に自制心が働く。

面接で発揮できないなら、そこで100%発揮してもいいのかもな、とも思うのだが、面接時に落差を感じられたら嫌だな、というよく分からない理由がなぜか行動を抑制してしまう。

だから面接ではこういう質問をします!と事前に情報があれば、どれだけいいか!…と心底思う。
質問に対してしっかりと情報処理して、自分の言いたいことを何度も推敲しながらまとめ上げ、伝える事ができるのに・・・。

でも今回の採用選考でラッキーだったのは、応募前の職場見学及び説明会があり、応募時には課題作文の提出があったこと。
そこで自分の思いを90%近く伝えることができたと思っている。
それがなければ、おそらく今回も不採用だっただろうな…(;'∀')

「生きやすさ」についての現時点での気付き

私はよく「考えすぎ」「気にしすぎ」「細かすぎ」と言われる。
その言葉を言われるたびに、また私の頭の中は「何でこうなんだろう?」と自分の行動などを深く原因追及する癖があり、ネガティブモードに突入しがちだった。

でも、HSPは神経伝達が関与していて、非HSPの人よりも深く情報処理する特性があるという科学的根拠を知った時に、このままでいいんだとようやく腑に落ちた。
だから、今回の振り返りでも面接時にずっと思考や感覚がフル回転状態なのは当たり前のことで、そこを理解していることが大切なんだな、とわかった。
理解し、振り返る事ができれば、次同じような状況になった時普段より冷静になれる気がする。その繰り返しをすることで、生きやすくもなると思う。

出口が見えた時の安心感はヤバい✨

これからも、自分の生きやすくなる方法をどんどん見つけていかなくちゃ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?