Pythonで簡単なWebアプリを作ろう【初心者向け】
Pythonは、汎用的なプログラミング言語であり、Webアプリの開発にも使用できます。PythonでWebアプリを開発する方法はいくつかありますが、今回は、最も簡単な方法であるFlaskフレームワークを使用します。
Flaskフレームワークとは?
Flaskは、PythonでWebアプリを開発するための軽量なフレームワークです。シンプルな設計で、初心者でも簡単にWebアプリを開発することができます。
Webアプリの構成
Webアプリは、以下の3つの要素で構成されています。
サーバー:Webアプリを実行するコンピューター
クライアント:Webアプリを利用するコンピューター
通信プロトコル:サーバーからクライアントへ、クライアントからサーバーへデータをやり取りする仕組み
FlaskでWebアプリを作成する手順
仮想環境の作成
まず、Pythonの仮想環境を作成します。仮想環境を作成することで、プロジェクトごとに異なるPythonのバージョンやライブラリを使用することができます。
python -m venv venv
仮想環境の有効化
作成した仮想環境を有効にします。
source venv/bin/activate
必要なライブラリのインストール
Flaskフレームワークを使用するために、必要なライブラリをインストールします。
pip install flask
プロジェクトの作成
Webアプリのプロジェクトディレクトリを作成します。
mkdir myapp
cd myapp
アプリの作成
アプリのファイルを作成します。
touch app.py
アプリのコード
アプリのコードは、以下のとおりです。
Python
from flask import Flask
app = Flask(__name__)
@app.route("/")
def index():
return "Hello, World!"
if __name__ == "__main__":
app.run(debug=True)
このコードは、Webアプリのルートページに「Hello, World!」と表示するだけの簡単なものです。
アプリの実行
アプリを実行します。
python app.py
ブラウザで、http://localhost:5000 にアクセスすると、アプリが表示されます。
まとめ
Flaskフレームワークを使用することで、Pythonで簡単にWebアプリを開発することができます。今回紹介した手順を参考に、ぜひ自分でWebアプリを作ってみてください。
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