【働き方改革の絶望】まだ頑張らないといけないですか?

働き方改革さんには、絶望です。
まず、政府は〇〇時間以上残業したらダメですよっていう規制を設けた。経営者は、うちの会社はしっかりその法律を守ってますよって言いたかった。だから、現場にこの政府の規制を守るように指示した。しかし、現場の仕事量や、粗利や経常利益といった求められる結果にかわりはない。よくはなかっただろうが、今まで(サービス)残業で補っていた時間が使えなくなってしまった。中間管理職は、部下をサービスでもそうじゃなくても残業させるわけにはいかない。そうじゃないと自分が訴えられるかもしれないからだ。しかし、仕事量は、今までとかわらない。
従って、中間管理職の闇の残業が、今まで以上に増えた。残業代が支払われるなら、まだいいだろう。しかし多くの場合、それは構造上、闇の残業にならざるを得ないんじゃなんじゃないですか?

規制はつくられた。しかし、働き方自体は改革されなかった。それが「働き方改革」だった。

こんな「改革」しかできない私たちって何だろう?本質的な議論ができない。だから表面的な「改革」が行われる。多くの国民はなんとなく良くなったと思っている。しかし、その歪みの犠牲になる人がいるし、本質的には特に改善していない。
・国際競争力まさかの34位
そりゃ落ちますよね。
まだこの方向で頑張りますか?なんのために?

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