今回は、以下の記事で紹介したアブザントークンデッキをコントロール寄りに調整したデッキを紹介します。フォーマットはスタンダードです。
デッキレシピ
デッキコンセプト
このデッキは《清掃人の才能》と《世話人の才能》を活用するためにトークンを多数生成する、トークンデッキです。このデッキの勝ち筋は主に以下の2つあります。
この勝ち筋を通すために強力な除去を多数採用しており、特に全体除去の《太陽降下》を4枚投入しています。これがコントロール寄りの構成となっている理由です。
基本のプレイング
序盤はテンポよくクリーチャーを並べていくのが基本です。《目ざとい新人》や《蔦狩りの導師》、《名もなき都市の歩哨》などを場に出してトークンを生成しておき、中盤以降に《清掃人の才能》を有効利用できるようにしましょう。
なお、相手が除去やハンデス中心のデッキだった場合は、クリーチャーを並べる前に《世話人の才能》を先に出して、ドローすることを優先した方が良いでしょう。
中盤以降は《世話人の才能》のドローや《清掃人の才能》のリアニメイトの効果などを利用し、しぶとく生き残ることを目指します。盤面をリセットできる《太陽降下》や、除去範囲が広い《失せろ》、クリーチャーだけでなくアーティファクトも追放除去できる《薄暮薔薇の聖遺》などを状況に応じて使い分けることで、相手に攻撃の隙を与えないようにしましょう。
最終的には相手のリソース切れか、切削によるライブラリーアウトを狙います。それまでは、食物トークンや《跳ねる春、ベーザ》などによるライフ回復を活用し、長期戦に持ち込みましょう。《清掃人の才能》や《世話人の才能》を引けていない場合は、地図トークンや手掛かりトークンを使って手札に引き込みやすくすると良いでしょう。
補足
土地枚数と構成
土地枚数は26枚にしています。前回より土地を多くした理由としては、5ターン目に《太陽降下》を打てる確率を上げるためです。ちなみに60枚デッキでの土地26枚構成は、土地3枚という理想のハンドでキープできる確率を最大化できる構成です。
土地の構成は、ファストランドを最大の12枚、ダメージランドを6枚、諜報ランド2枚、《眠らずの小屋》2枚、《平地》1枚、《噴水港》3枚です。