60歳からのアップデート ~楽しむ
今年のゴールデンウイークは、比較的天気に恵まれているのかな。
昨日は、こっち方面ならギリギリ渋滞が回避できる?と予想して、三浦半島の先の城ヶ島公園へ行って来ました。
目にも眩しい緑、海、雲一つない空、湿気が無く清々しい空気。
絶好のチェアリング日和でした。
昨年はサッカーワールドカップ、今年は3月にあったWBCなど、先行きの見えないどんよりとした日本のなかで、私たちはスポーツにどれほど励まされたかわかりません。
そうした最近活躍されるスポーツ選手たちの発言でよく耳にするようになったなぁと思っているのが「楽しむ」という言葉です。
強い人ほど、「本当にこのスポーツが好きで、楽しんでいるんだな」と納得させられますし、楽しむに至るまでの努力は相当だったにもかかわらず、まるでスポーツを始めたばかりの子供に戻ったように無邪気におっしゃるの。
「楽しむ」…これ以上の強さはないと教えてくれます。
私が子供の頃、見ていたアニメは、ほぼスポ根もの。
今でもそらで歌える大好きだったアニメ「アタックNo.1」主題歌の歌詞といえば、
「苦しくたって 悲しくたって コートの中では平気なの…」
スポ根代表格の「巨人の星」は、
「思いこんだら 試練の道を 行くが男のド根性 …」
余談になりますが、念のため歌詞を検索し改めて読んでみたら、「だけど涙が出ちゃう、女の子だもん」など、とんでもなくて苦笑。
どんな理不尽も成長の糧にして、血のにじむ努力をし、根性で歯を食いしばり、それでも結果が出なければ罰を受ける…そんな時代でした。
「楽しみます!」なんて言ったら、「ふざけてる!」って張り倒されるよ間違いなく。
人は、追いつめられてより、楽しんだほうが、良いパフォーマンスが出るものだな、結局楽しんだもの勝ちだよな、と時代の変遷を経験して思います。
それは、スポーツに限ったことではないですよね。
私の立場であれば日々の暮らしに置き換えて、それは楽しいことかどうか、楽しめるかどうか、「楽しむ」を思考の中心にしていきたい。
いずれにしても…良い時代になったものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?