20220513

5月に入って2週間近く経っている。日記の存在も忘れて、若干セルフネグレクト気味だった。GWは10連休だったが生産性のあることは何もしていない。なんなら初日にパートナーの前で無言で泣き出すというメンヘラを発揮した。これが五月病というやつか。泣き止ませようと外に連れ出しご飯を食べさせ、慰めて、スキンシップをしてくれているのを俯瞰で別の自分が見ていた。適切な対処でいつもならばケロリと元に戻るが、その場しのぎで空元気を演じたのち元々実家に帰省する予定だったので電車に乗り込んだ。今思うと申し訳ない。

電車の中で緊急案件の仕事の連絡が来てPCを開いてすぐさま返した。母親と合流して一通り近況報告をしてから自分の部屋に戻るとやはり気分が落ち込んだ。落ち込んでいる自分といい加減にしてくれと呆れる自分のせめぎ合いのまま眠り、朝を迎えて朝食を取り、読書をした。買い物にでた際に母の日ということで不調だったドライヤーを新調するととても喜んでいた。その他はとにかく本を読んで母親と話して風呂に毎日浸かった以外の記憶があまりない。絶好調とまではいかなくとも凪くらいの気分になれた。無職だったらこうやって過ごすだろうと妄想したが、実際は不安で眠れないかもしれない。前半4日ほど過ごして一人暮らしの家に戻って、夕方から大学の友人と食事をした。お酒を飲んで好き勝手に話していたら気分転換になったので感謝している。

ここまでの文章を湯船に浸かりながら書いていたらのぼせたので、髪まで乾かして続きを書く。GW後半は痴漢にあったり体調を崩したりと不運が続いた。外に出るのも億劫でひたすら在宅をしていたが、1日だけ会社に用事があって出社すると人が少なく、苦手な上司も居らず、過ごしやすかった。ランチに気になっていたお店に寄り、帰り道に寄り道をして調子が戻ってきた。スマートウォッチが震えて10,000歩達成したと知らせてくれる。筋肉を動かすと血液が循環して精神面にも良いと聞いたことがある。足りなかったのは歩数だったのか。

とはいえ、満員電車が苦手なので相変わらず家でPCを叩いている。しばらく聴けていなかったラジオを1.5倍速でひたすらに流して、朝はコーヒー、昼はプロテインケーキ、夜は何かしらの丼でルーティンを組んで暮らす。心穏やかに普遍的に過ごすことが好きで、春は変化が大きいので不調が出やすい。毎年それなりに感じているはずなのに1年経つとなんとなくいける気がしてしまう。そして自己紹介する場面の多さに辟易しているので、あいのりの新メンバーの如くダンボールに名前と特徴を書いて掲げておこうかとさえ思えてくる。

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