ローラースケート選手が怪我をする要因
最近,アメリカのポップス曲のプロモーションビデオをみると,ローラースケートがよく登場する印象があります。そういえば自分が小学生の頃だったでしょうか,ローラースケートが流行った記憶があります。
こんな記事を見かけたのですが,この流行の時だとまだ私は1歳ちょっとですので,記憶にあるのはこの流行よりも後のものですね。
「<あのころ>ローラースケートに熱中」という記事ですが,この記事と同じようにおそらく私の中にある記憶も,テレビ番組からのものだと思います。
ローラーダービー
ローラースケートを使ったスポーツがあるのを知っていますか?
「ローラーゲーム」とか「ローラーダービー」と呼ばれるスポーツです。
チームの対抗戦で,相手のチームを追い越すと得点されるというゲームです。
アメリカではよく知られていて,ドラマなんかにもたまに出てきたりします。激しいスポーツだと思うのですが,アメリカでは女性チームが多いという印象です。
そういえばアメリカで一度,ローラースケート場に行ったことを思い出しました。子どもたちが出場して,このローラーダービーのようなことをする時間帯(イベントタイム?)もあった記憶があります。
ローラーダービー選手の研究
ローラーダービー選手が危険や怪我をどのように考えているかを,探索的に検討した研究があります。この論文です(Descriptive study of female roller derby athletes' beliefs about risk factors for injury in roller derby)。 やっぱりこのスポーツの選手は怪我が多いようで,それをどう受けとめているかということがひとつの焦点になっています。
この手の研究は最初の試みだということで,まずはローラーダービー選手を対象に,インタビューが試みられています。8つの団体にインタビューを申し込み,5つの団体から計19名が回答しました。年齢は23歳から36歳です。おおよそ3人に2人は,競技中に怪我をした経験があったそうです。
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