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米国大学、大学院卒業後、日本帰国11年でTOEICを受けてみた

受講した経緯と著者の英語に関するバックグラウンド

まず私のバックグランドについて説明をしておくと、高校を卒業してからアメリカの大学へ進学、学士号を取得、その後1年間インターンという形で働き、さらに大学院へ進んで修士号を取得した。

大学院卒業後は日本へ帰国し、外資系企業へ就職。本社はアメリカであり、本社と英語でやりとりする事や、資料を翻訳することはあったが、基本的には日本のお客様相手の商売であり、英語を使う割合は業務の1−2割程度だった。

昨年、会社の体制変更により、働き方が変わり、時間があったので、今後の転職も見据えつつ、久しぶりにTOEICを受けてみることにした。TOEICは以前に一度、留学して半年で一時帰国した際に受講したことがあり、その時は特に対策もせず880点を取ったと記憶している。今回はそれ以来の受講。

せっかくお金と時間をかけて受けるのだから高得点を目指したいと思い、勉強方等について軽くリサーチ。アプリや対策本など本当に充実しているなと感心するとともに、資格試験は一大ビジネスだなと思った。

活用したアプリ

結果的に私は下記の二つのサービスのアプリをダウンロードして、無料体験の範囲内で活用した。問題演習ができ、スコア予測などもしてくれ、なかなか便利だった。

購入した本

対策本を調べていたら金のフレーズなどの特急シリーズが目についたが、単語暗記などに時間をかける気はなかったので、問題集だけ買った。4回分として最新の下記の2冊を。

勉強時間

問題集でテストを4回分受けたので、2時間 x 4で8時間+アプリなどでの問題演習を数時間で合計12時間くらいだろうか。先のアプリでの予測スコアは最高でも960点くらいまでしかいかなかった。問題演習については、毎回リスニングで4問程度、リーディングで2問程度間違える感じだった。

リスニングでは回答一覧を先に読んでおくこと、時間意識してリーディングの問題をどのくらいで解けるのかを確認する意味で、参考になったし、4回とまではいかなくとも、最低2回くらい問題演習をしておくべきだと思った。マークシート形式だし、単純にテスト慣れという意味でも大事だと思う。

本番

近所の大学のキャンパスで午前中の回を受験。リスニングの途中でわからなかった問題を気にして、焦りが出てちょっと頭に入ってこなくなったりしたから、満点は無理だと確信。リスニングは1問くらい間違えても満点になったりすると言うし、割り切って、集中し続けることが必要だと感じた。

テスト受講環境への適応に対する得意不得意や、問題の傾向など、満点を取るには私にはまだ実力不足だった。

結果

テスト受講後17日で結果通知が来た。

途中、集中力を欠いてしまっていたし、950点くらいかなと思っていたので、ちょっとホッとした。ただ、結果を見たらそれはそれで悔しくて、満点とはいかないまでももう少し取りたかった。

とはいえ満点を目指すために勉強することには興味はないので、これにて終了。参考になれば幸いです。

追記

その後、運営団体からメールが届き、オンライン版のTOEICのモニター受講の案内が来ました。2時間版と1時間版のTOEICを自宅からオンラインで繋いで受講して、アンケートに答えるというもので、興味本位で申し込みました。

テスト形式は会場で受けるのと同じ。パソコンで受講するため、マークシートではなく、選択肢をクリックで選んでいきます。1時間版も2時間版も時間が変わるだけで、リスニングやリーディングの問題傾向は変わりません。慣れている環境だったこともあり、落ち着いて集中して臨みました。

少し自信のない問題はあったものの、12月に受講した際よりも手応えがありました。個人的には1時間版の方が集中力を持続できるのでいいと感じましたが、1時間版と2時間版でスコアが違ったのか気になるところ。結果は後日送られてくるのですが、2時間版の方のみしか公開してもらえません。(理由は不明ですが、最初からそういう規約でした)

そして数週間後に結果が来て、なんと満点!マークシート形式はミスった感があり、悔しかったので、素直に嬉しかったです。

現在あまり英語を使わない生活をしていますが、英語のpodcastを聴いたり、映画を観たり、意識的に英語に触れる機会を保ちたいなと思います。とはいえ、やはり喋る能力は低下してしまうでしょう。たまに英語で独り言言ってたりしますが。

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