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ニューカラー

好きな写真家は誰か、という話をすれば、それはもう数限りなく先達の名前が挙がるのであるが、とりわけ森山大道とウィリアム・エグルストンやスティーブン・ショアらの「ニューカラー」ムーブメントには、ひときわ惹かれる。

これは見事に「邦楽」と「洋楽」(この「邦楽」は日本の歌謡曲の意であって、しょう篳篥ひちりきの「雅楽」ではない)そのものではないかと思う。

森山大道の写真からは昭和の脂っこい歌謡曲が聞こえて来るし、ウィリアム・エグルストンからは乾いたサザンロックから、それらを一気に混ぜ合わせたジャズが聞こえて来る。
中平卓馬からは歌謡曲ではなく、もっとアンビエントな感じなんだけれど。
まあこの辺りが「個性」というものなんだろう。

Lightroomでそれ風に作り込んでみる。
さて、これらからはなにが聞こえるか。

デジタル時代とは佳きかな、佳きかな。

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