ブルブル。風邪を引くと熱が出るのにどうして寒気がするの?について調べてみた#132
皆様、こんにちは。
佐伯です。
現在、我が家では風邪が蔓延しプチパンデミック状態です。
核家族だと子供が風邪を引くと本当にピンチですね。
看病の大変さも去ることながら、我が子の小さな体で濃縮された特濃風邪菌が私たち親にも感染するからです。
それはそれは息子以上の症状が出てきます。
そうなると、息子→妻→私の感じで順繰りに風邪を引いて行きます。
そして夫婦のどちらかがダウンするとワンオペに突入し、多変な事態になります。
日頃の体調管理がとても重要になってきます。
子育て中の夫婦は気軽に風邪なんて引いていられません。
風邪を引いた方が大変だからです。
さて、今回はタイトルにもあるように「風邪を引くと熱が出るのにどうして寒気を感じるのか」という素朴な疑問を感じたので調べてみました。
調べてみて人間の体とは本当に上手にできているのだな、と感心しました。
それでは早速、ご紹介したいと思います。
①寒気を感じるメカニズム
寒気は体温調節の一環であり、体が感染症などで発熱を始めた際によく見られます。
体温を上昇させることで、ウイルスや細菌の増殖を抑え、免疫システムの効率を高めるのです。
この過程で、体温と外部環境との温度差が生じ、私たちは「寒気」と感じます。
免疫応答の開始: 体が感染を検知すると、免疫システムは戦いを開始します。この過程で、炎症を引き起こす物質が放出され、体温の上昇を促します。
体温の上昇: 発熱は、体が感染症に対抗するために体温を人為的に上げることです。この時、皮膚の血管が収縮し、体温の放散を抑えます。
寒気の感覚: 体温が上昇し始めると、体はまだ温まっていないと感じ、震えが生じます。震えは筋肉の収縮により発生し、これがさらに体温を上げる効果をもたらします。
つまり、寒気とは体に標準装備されている免疫反応(防御反応)により引き起こされていたということです。
風邪を引くから寒気を感じるのではなく、風邪を退治するために寒気を起こしていると言う調べてみてびっくりな事実でした。
それでは、そんな頑張る私たちの体にどんな応援ができるのかをご紹介します。
②体を温める効果のある食品
寒気を感じたとき、体を内側から温める食品を取ることは、快適に過ごすための一つの方法です。
ここでは体を温めるのに効果的な食品を紹介します。
しょうが: 血行を促進し、体温を上げる効果があります。しょうが湯は風邪の初期症状におすすめです。
にんにく: 免疫力を高める効果があり、体を温める働きもあります。風邪予防にも役立ちます。
唐辛子: カプサイシンを含み、体温を上昇させる効果があります。適量を摂ることで、冷え性の改善にもつながります。
根菜類: かぼちゃやにんじんなどの根菜類は、体を温める効果があります。ビタミンやミネラルも豊富で、免疫力の向上にも貢献します。
日本ではしょうがは有名ですが、にんにくや唐辛子は意外ですね。
実際アメリカではにんにくと鶏肉を使った「チキンヌードルスープ」が、風邪気味の時の定番メニューかつ母の味だそうです。
普通に美味しそうなので今度作ってみたいと思います。
③まとめ
寒気は体が感染症に対抗するための自然な反応の一つです。
この不快な症状を和らげるためには、体を内側から温め、免疫システムをサポートする食品の摂取が効果的です。
今回紹介した食品を取り入れながら、寒い季節も健康を保ちましょう。
この記事が、寒気を感じるメカニズムと体を温める方法についての理解を深める一助となれば幸いです。
寒気は体が病気と戦うサイン。そのメッセージを正しく理解し、適切な対応を取ることが大切です。
それでは皆様、ご機嫌よう。
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